イベント・セミナーレポート

【2月19日広島イベントレポート】コミュニティ運営者が語るコミュニティの意外な役割とは?

2月19日広島で開催された、独立行政法人中小企業基盤整備と一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会による共催のイベントをレポートいたします。

イベント概要は以下ページより。

http://eventregist.com/e/0219_hiroshima

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今回のイベントではビジネス環境の変化に適応するための一つのキーワードとして「コミュニティ」を挙げ、コミュニティを軸に展開していきました。

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第一部は弊協議会代表の森戸によるオープニングセッション。現在取り組んでいる新しいEC支援のあり方について紹介や、これからのビジネスの進め方などを参加者と一緒に考えながら進行いたしました。

第二部はゲストを招いたパネルディスカッション。
ゲストはスペースマーケット斉藤 晴久さん、WEB TOUCH MEETINGを主催しているアイ・エー・アイ藤本 勝己さん。
あえて個人や一つの会社だけで活動するのではなく、コミュニティとして活動していくことの意義についての議論が盛り上がりました。

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藤本さんの場合は、前職時代から継続的に勉強会の活動をやっていたこと自体が、独立しても勉強会自体のコミュニティが信頼となってお仕事につながっているとのことでした。

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斎藤さんは、所属しているシェアリングエコノミー協会の事例を挙げて、コミュニティで情報発信をすることで、一つの会社ではできないことが可能になったとご自身の経験に基づきお話をいただきました。

スペースマーケットとのビジネスについても地方創生の観点からお話いただき、新しいアイディアを生み出すヒントを伝えていただきました。

従来は「会社」というコミュニティがその人の信頼を担保していたとすると、現在は「会社以外のコミュニティ」やSNSでの「共通の知人」「投稿内容」「フォロワー数」などその人に信頼や人となりを確かめることができる時代。
信頼を確認する手段が増えたからこそ、個人で働くということが可能になったと言えます。

仕事をする相手の信頼性とコミュニティについて今一度考えてみると新しい発見がでてきそうです。

お知らせ

最後に、JASISAでは地域企業の成長を促すコミュニティ作りや、既存コミュニティの地域間連携の支援を全国で行っています。 地方創生における人づくりや、地域間連携による新マーケット創造に取り組んでいきたい方は是非ご相談ください。
ご相談はお問い合わせページより

https://v.rentalserver.jp/biz-solution.org/inquiry/


執筆者:櫻木 諒太 JASISA ビジネスプロデューサー
中小企業支援の現場で公的支援の限界と成長企業の支援機関が必要だと痛感し、2015年「ベンチャー社団 JASISA」にジョイン。 意欲のある企業や街の魅力を最大限に活かすための、新しい働き方や新規事業立ち上げ支援、クラウド活用した地域間連携などに取り組んでいます。

JASISA HP:http://www.biz-solution.org/

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