事例

ホームページをリニューアルし業務改善!地域貢献!-株式会社昇竜の挑戦

企業で集客や周知などのためにホームページを制作したものの、ホームページの周知や情報更新など上手に活用できなかった結果、本来の目的を達成できなかったケースが多くあります。

ホームページのリニューアルを通じて、業務改善と地域貢献を同時に実現した株式会社昇竜の事例をご紹介します。

プロジェクトの背景と目的

福井県大野市に本社を置く株式会社昇竜は、九頭竜まいたけ、穴馬スイートコーン・穴馬かぶらといった、地域特産品の生産・加工・販売を行う企業です。

昇竜がホームページをリニューアルするきっかけとなったのは、新型コロナウイルスの感染拡大でした。特産品を卸している道の駅の利用客も、既存の取引先も急激に減少。展示会なども中止され、商談の機会も大幅に減ってしまいました。

コロナ収束への道のりが見えない中、今の事業運営のままでは経営が立ち行かなくなる。ITやDXに切り替えた方がよいことは理解してはいたものの、当時デジタル化とは程遠い状態にあった昇竜は、今の自分たちにできることから始めようとしたのです。

これらの課題を解決するため、昇竜はECサイト機能ホームページのリニューアルに向けて動き出しました。Webサイト制作ツール「おりこうブログ」導入を決めたのも、その頃でした。

「おりこうブログ」と4つの課題ごとの解決策

「おりこうブログ」は、誰でも簡単に操作できるWebサイト編集機能。次に、サポート体制がしっかりしていること。アクセス解析が確認の必要なときにすぐにできることといった特徴を有しています。

1.入金方法は郵便と振込のみで、確認作業などに多くの時間を要していた→クレジット決済導入により0時間に

これまでは、受注後にまず送り状を発行して、商品を発送します。販売管理システムで納品書を発行し、そこに郵便振替の用紙を記入し、封筒に入れて、切手を貼って出すというフローでした。月によって約33時間ほどかかっていた一連の作業が、クレジット決済の導入により、この作業時間がほぼ0になりました。

2.従来のホームページは企業紹介中心で、販売促進につながっていなかった→ホームページのアクセスが増加

以前のホームページは企業紹介が中心で、従業員も見たことがあるかどうかといったところでした。ホームページを更新しようにも制作会社に更新やアクセス解析依頼をかけるのも面倒でした。商品のPOPやチラシなどにホームページのQRコードを貼り付けてアクセスしやすくしました。これまで年間50万円ほどだったECサイトでの売り上げが倍になり、いつでもアクセス解析ができるようになりました。簡単にホームページを編集できるので、商品情報などに変更があればホームページに反映。常に最新の状態を維持しています。

3.展示会や営業活動に限界を感じていた→地元クッキングスクールとのコラボにより販路拡大

これまでは飲食店やスーパーなどを回る昔ながらの営業スタイルで取引先を探していましたが、地元クッキングスクール監修のレシピをホームページに載せることで、ホームページでの注文が増加。県外の飲食店から問い合わせも受けるようになりました。

4.地域貢献

社内課題の解決を目指しているうちに、地域課題へも関心が向いて、大野市和泉地区の特産物の知名度向上のためにできることを探していました。

昇竜では、和泉地区の特産物である穴馬かぶら・穴馬スイートコーンの買い取り販売を行っており、地元の農家と一緒に取り組んでいます。しかし、その生産に関わる農家の多くは高齢者で、作れる量も限られているため、ホームページで限定販売商品として掲載したところ、限られた期間で収穫物を売り切ることに成功。豊作だった年は販売量を追加するなどして対応しており、20名程いる穴馬スイートコーンの生産農家の安定収入にも貢献できています。

ホームページリニューアルの反響と今後の展望

こういった一連の成果により、従業員のモチベーションも向上し、ウェルビーイングの実現に近づけることができました。出荷の現場業務と事務作業を兼務する従業員からは、「出荷手続きがなくなり楽になった。早く帰れるし、家族のためにご飯を作れる」との声が上がっています。ECサイトの利用者からは、「クレジットカード決済が利用できるので買い物がしやすくなった。新鮮な野菜をいつでも購入できる」との声が寄せられています。

昇竜は地域を代表する企業を目指しており、三方良しの精神を大事にしています。現在、社会に向けては、県産特産物における自社のSDGsの取り組みへの情報も発信しています。

また、九頭竜まいたけをはじめとした地域特産物の生産量をより上げていくために、デジタル活用を検討中です。採用にも注力したり、九頭竜まいたけブランドを向上させたりしながら、デジタル化推進により企業のさらなる成長を目指しています。

まとめ

ホームページのリニューアルは、一見デジタル化とは遠い施策のように思われがちです。しかし、現金以外の決済方法を導入したり、チラシにホームページのQRコードを掲載したり、常に最新の情報を掲載するよう更新頻度を上げたりすることによって、販路拡大や地域貢献、業務改善による従業員の幸福度アップという多面的な成果をもたらします。

昇竜はホームページのリニューアルを機に、デジタル化にも舵を切ろうとしており、今後の動向にも注目です。

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