※本記事は経革広場の読者に有用だと考えられる54ブログの記事をJASISA事務局が選び、ブログの著者である山口豪志氏の許可を得て一部修正をし転載したものです。
社会から必要とされるビジネス
このキーワードは、実に深い意味があり、コレって具体的には何だろうなと自分自身でも考えてみました。
そして、その思考プロセスにおいて、結構ヒントになるものにいくつか素材としてみつけてきたので、
折角なのでまとめてみました。(もちろん、コレ以外にもいくつも方法や視点はあると思います)
さて、わたしごとですが、最近よく起業家の方や経営者の方から相談をうけることが増えており、
日々いろいろなビジネスについてのアイデア、そして、ビジネスモデルのお話を聞けて興味深くうかがっております。
そして、そういう起業の話をうかがう際に、私からよく質問させて頂くのが、
誰が使う、どんなサービスなのか
そして、誰がそれに、どういう価値を感じてお金を払うのか
現状で提供されている他の同様のサ―ビスとの差別化、また特異性についてのポイントを聞きながら、
どういう未来をつくっていく意向をお持ちなのか、などなど質問は多岐に渡っていきます。
ココでつまずきやすいのが、『他の企業がやっておられるように・・・』という前置き付きで
『広告で・・・』とか、『アフィリエイトで・・・』というお話がよく出てきます。
驚くことに広告という話をされながら、そもそも、広告業界、
そして広告を出すクライアントのニーズをご存じなかったりします。
その状態でプロダクトをつくっていくと結構厳しい結果がまっています。
誰が使う、どんなサービスなのか
そして、誰がそれに、どういう価値を感じてお金を払うのか
これにしっかり答えることができるかどうか、これがまず重要です。これが1つめのコツです。
また、上記のような質問に答えられたとして、競合他社との差別化や優位性が少ないことが多々あります。
そして、そういう方に限って、お金が無い、ヒトがいない、という話になりますが、
論点は実はそこではない思っています。
お金やヒトが無くても、情熱と意志があれば、その壁を越える方法を編み出せると私は思っております。
それよりも、このイーロンマスクがいうように”卓越した製品やサービス”こそが重要だと私は思うのです。
卓越した製品やサービス”になる意思、思想があるかどうか。
これが2つめのコツです。
昔、ハリネズミ戦法という表現をつかっているヒトがいましたが、結局は同じことを言っているのだと思います。
スタートアップやベンチャービジネスは、非常に不安定なもので、
社会から必要とされることをしていたとしても、時流や経済条件によっては生き残れなくなることがあります。
ただ、それは何が具体的に悪かったのかを議論する場合に、
そもそも論であることがよくあります。それはつまり・・・
この会社、このサービスは、いったいに何が強みなの?
この冷酷かつ、ハードな質問に一言で答えられなければ、
きっとそのサービスや会社は時代の変遷に飲み込まれて、消えていく憂き目にあうのではと思います。
実際に多くの起業家が社会から必要とされるところにまで到達すること無く、消えてしまうことが大半でしょう。
その時にこそ、考えて頂きたい視点、考え方があります。ボンヤリと見ていたTVで拝見したこの金言、
この方の手法こそが最も合理的な生き残り戦略かつ、社会から必要とされるビジネスだ!と思うわけです。
そして、最後の問いとして照らせ合わせてほしい言葉は・・・
“いろいろある”でなく
“圧倒的”を1つ作ればいい
(引用元:http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20150430.html)
この最後の、圧倒的を1つ持つことに集中することで結果的に社会に必要とされるビジネスになれると思うのです。
さて、この3つのコツを加味して新しい価値を創造するためには、
やはり同じような事業家、起業家の方々と交流することで自ずとそのようなマインドが醸成され、
また、切磋琢磨して進んでいくことができると思います。
それに最適なイベントが、この《ブルーオーシャオンサミット》です。
【4期生募集】ブルーオーシャン・サミット(4週連続開催×3時間)
以下に該当する方はぜひご参加頂き、一緒に切磋琢磨できればと思います。
- なんのサービスを作っていいかわからないけど将来的には起業したい
- ばくぜんと事業アイデアがあるのだけど、どう進めていいかわからない
- 自分の事業プランを叩いて欲しい
- サービスの作り方や具体的な運用などを知りたい
- 熱いメンバーやIT業界のキーマンと知り合いたい
- 資金調達を考えている。VCやエンジェルと知り合いたい。
- なかなかヒット事業が生まれないことに焦りを感じている
横浜からブルーオーシャオンを切り開いていく事業をして、社会から必要とされるビジネスを生み出していきましょう!