地域や企業にデジタルトランスフォーメーションを実現するための情報をお届けします

第2回ソーシャルメディア活用グランプリレポート

ソーシャルメディア活用グランプリ
今年のテーマは動画×地域活性化

3月8日は、佐賀市のアバンセにて、「第2回ソーシャルメディア活用グランプリ」のキックオフイベントを開催しました。
「第2回ソーシャルメディア活用グランプリ」イベント当日の様子をレポートしていただきました。今回のレポートは、佐賀大学の冨永駿さんです。(協力:渡邊彩乃さん)

基調講演 「スマートデバイスが牽引する地域活性化~企業や自治体事例から学ぶ」
ソフトバンクモバイル主席エバンジェリスト 中山五輪男氏

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である。』-チャールズ・ダーウィン

ダーウィンのこの言葉から中山氏の講演は始まりました。中山さんはAppleからの指定を受けた世界で2名(もう一人は孫正義氏)しかいないエバンジェリスト。引き込まれるようなプレゼンテーション、次から次へと繰り出される興味深い実践事例など心をわしづかみにされました。

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現在、市場では、デスクトップパソコン、ノートパソコン、最近ではウルトラブックなどが発売されていますが、圧倒的なシェアを誇るのはやはりスマートパッドです。パソコンからスマートパットの時代へ確実に移行しつつあります。

中でも「iPad」は、自動車会社、金融、製薬会社、病院(昔からアップル信者)、アパレルなどと幅広い企業で導入されています。このようなビジネス分野で、特に営業でiPadが受け入れられているのは、「使いやすい」「直感で使える」「人間の五感をフルに使って感動を与えることができる」という3つの理由が備わったデバイスだから。

そのほかにも「iPad」が受け入れられている理由としては、「色の表現力」「直感的な操作性」「アプリやサービスの豊富さ」「端末の寿命と将来性」「セキュリティ」などが他の商品に比べて優れているということなのだそうです。実際に、エン・ジャパン株式会社、アートネーチャーなどiPadを導入している企業の事例もたっぷりとお話いただきました。

企業の活用の際には
 ・外出先での文書の編集
 ・お見積りなどをお客様とその場で共有
 ・接客のツールとして
 ・社員教育として
 ・決済の手段
 ・紙の資料ではなく、ipadで資料を見ながら会議
などたくさんの活用の仕方をご紹介いただきました。
企業だけでなく、学校、行政、議会…様々な場所でそれぞれ工夫がなされています。

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導入成功のコツは、社員がデバイスを楽しく使いこなすということ。スティーブ・ジョブスも
「iPadは魔法のデバイスである」というように、従業員が自由に使える環境でないと、その効果を発揮しないのです。それを踏まえ、孫正義氏は社員に「とにかく遊べ、遊びの中から学びなさい。」ということを必ず告げるそうです。

softbankでは、ipadの導入により、ワークスタイルの変革に取り組んでいるそうです。ツールの導入で、働き方を変えるということに多くの企業が取り組んでいらっしゃるということがわかりました。

トークセッション 「地域の魅力の見つけ方、輝かせ方」
アジア・メディアプロモーション 代表取締役 渡邊 竜一氏

20代で地域活性化活動のコンサルティングとして活動し始めた渡邊竜一氏は、現在では、雑誌や映画のプロモーション、地元金融機関との連携など数多くの地域活性化を手掛けていらっしゃいます。雑誌「じゃらん」で勤めていた際に「ターゲットは誰なのか」「目的は何なのか」を軸に考え、誰と何をするのかを意識して企画を練り上げるなどビジネスの基礎を学んだそうです。

街の活性化は、「人の動き」と「モノの動き」にあり、それぞれ「観光」「物販」と言い換えられます。地域活性化の動きを「仕組み化」するために渡邊氏はどのようなことを実践なさったのでしょうか。

地域活性化を行う際に、声を張り上げても、なかなか周囲の協力や賛同を得ることは難しい場合が多いため、渡邊氏は「手段」にあたる部分を「映画」にすることで周りの興味関心を引き付けました。

実際、映画でその地域や国が活性化される例は少なくありません。例えば「冬のソナタ」を境に日本では韓国ブームに一気に火が付きました。フィルムコミッションなどの機関が、ロケ地ツアーを組み絶大な人気を誇っています。一方アジアの市場でも、中国の映画「狙った恋の落とし方」などで北海道がロケ地として取り上げられており、アジアから道内を巡るツアーは大変人気です。

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そのような状況も後押しして、渡邊氏は秋田県大館市で地域主導型映画「ハナばあちゃん」を手掛けます。メディアと共に地域の気運を盛り上げて、女優からエキストラに至るまで多くの地域民が新聞やTVで取り上げられ、地元の一人一人が「私の映画」というほど、この映画に誇りと自信を持っていらっしゃったそうです。「その誇りと自信こそが真の活性化」と渡邉氏は言います。

この時、地元のキーマンである日影氏と出会い、これをきっかけに銀座になまはげや秋田美人、秋田の食材を使ったレストランがオープン。東京での秋田のプロモーション活動は瞬く間に評判を得ました。

地域性化を行う上で、SNSというのも人と人をつなげるための一つのツールです。リアルを通して仲を深めていくことが必要であること、古いものと新しいものをつなげることで更なる新しいものを生み出すこと、その地域に固執するのではなく、地域と地域をつなげることを意識して活動しなければならないと思います、とのことでした。

キーマンのリーダーシップ、それをサポートする地元企業、人、それらがうまく組み合わさって経済効果を生み出すとともに街の人に誇りが生まれる。物を作ればいい、人を呼べればいいということだけでなく街の人たち気持ちを一つにし、自信と誇りを生み出すことが本当の地域活性化につながるのだと学びました。

渡邉氏の話題提供ののちは、渡邉氏、基調講演でお話くださったソフトバンクモバイルの中山氏、佐賀県CIOの森本氏、モデレーターに森戸氏を迎え、地域活性化についてのトークセッションを行いました。講演で語りつくせなかったスマートデバイスの活用事例や、地域内でのキーパーソンの連携ついて、またソーシャルメディアの活用によるアジアへの情報発信についてなど様々な視点でお話いただきました。

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イベント概要と登壇者

<イベント概要>

日時 2013年3月8日(金)15:00 ~ 18:30   19:00~交流会
場所 アバンセ (佐賀県立男女共同参画センター・佐賀県立生涯学習センター)
(佐賀市天神三丁目2-11(どんどんどんの森内))
http://www.avance.or.jp/riyou/_1280.html
イベント当日
の内容
15:00~16:00
 基調講演                             登壇者 中山さんについてもっと知りたい方はこちら
 「スマートデバイスが牽引する地域活性化~企業や自治体の事例から学ぶ」

 ソフトバンクモバイル株式会社 主席エヴァンジェリスト 中山 五輪男氏

今やスマートデバイスは企業の業務改革のみならず、地域の活性化も大きく貢献しています。
そこで本講演では、国内の様々な導入事例を具体的に紐解きながら、あらゆる角度で検証していきます。
一般企業のみならず、自治体、店舗、医療、学校など、多くの方々にとって有益な内容です。

16:10 ~17:30
 トークセッション                         登壇者 渡邉さんについてもっと知りたい方はこちら
 「地域の魅力の見つけ方、輝かせ方」
 (株)アジア・メディアプロモーション 代表取締役 渡邊 竜一氏
  ソフトバンクモバイル株式会社 主席エヴァンジェリスト 中山 五輪男氏
 
モデレーター 日本中小企業情報化支援協議会 代表理事 森戸裕一

17:35~ 18:20
 ソーシャルメディア活用グランプリ、動画応募についてご説明

※昨年開催した第1回のベントのレポートはこちらからどうぞ

定員 100名
参加費 無料
主催 一般社団法人日本中小企業情報化支援協議会(経革広場)
協力 佐賀県、さが経革広場
協賛・後援 協力:WizBiz株式会社 協賛:オールプレジデント株式会社

中山 五輪男

中山 五輪男(なかやま いわお)
ソフトバンクモバイル株式会社 首席エヴァンジェリスト

1964年5月 長野県伊那市生まれ。法政大学工学部電気電子工学科卒業。1987年日本DEC入社。10年間、ソフトウェア開発部門やマーケティング部門でのマネージャを歴任、1996年に日本SGIへ入社。
その後、EMCジャパンを経て2001年ソフトバンクコマース(現在のソフトバンクBB)に入社。
BB推進部の部長としてYahoo! BBのコンシューマ向けセキュリティサービス(BBセキュリティ)の
開発やSaaSのエヴァンジェリストとして外部での講演活動などに従事。現在はソフトバンクモバイルのビジネス推進統括部にて首席エヴァンジェリストとしてiPhoneおよびiPadのビジネス推進どを主に担当。
iPhone関連の書籍の執筆活動や複数のTV番組出演のiPhone訴求など、iPhoneエヴァンジェリストとしての活動をしつつ、国内20以上の大学での特別講師も務めている。
Twitterアカウントは「iwaonakayama」、facebookアカウントは「中山 五輪男」


渡邊 竜一

渡邊 竜一(わたなべ りゅういち)
株式会社アジア・メディアプロモーション 代表取締役

神奈川県出身。旅館の販売促進、情報誌「じゃらん」「ゼクシィ」等の編集、読者向けのイベント企画・運営を経て、
株式会社リクルート地域活性部契約プランナーとして様々な地域活性事業に従事。
その後映画やドラマ制作者向けに全国のロケ地を紹介する情報誌「ロケーションジャパン」の創刊編集長を務め、
中央省庁、都道府県等の観光アドバイザー、委員を歴任。徳島県上勝町の「いろどり」事業アドバイザーのほか、
福島こどもみらい映画総合監修、秋田大館市活性化映画「ハナばあちゃんわたしのヤマのカミサマ」プロデューサー、
北海道への中国観光ブームを作った映画「狙った恋の落とし方」日本配給をプロデュース。
また、秋田県の地元銀行理事として政・官・学・民・金の連携による基幹産業活性化の取組を展開中。


イベント実施のスケジュール
イベント実施のスケジュール



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