JASISAの和歌山県支部と長野県支部を運営しているクオリティソフト株式会社は、2018年3月に行われた日本最大のドローンイベント「Japan Drone 2018」の Best of Japan Drone Award 2018 にて「AIアナウンサードローン」が「応用サービス部門 最優秀賞」及び「総合オーディエンスアワード」を受賞いたしました。
近年産業用としてのドローン活用が高まっており、政府が推進する「i-Construction」を始め、橋梁・トンネル点検や太陽光パネルの点検業務から農薬散布、巡回警備、災害時の調査など様々な分野から注目されています。AIアナウンサードローンは、25カ国語をAIで翻訳できる機能と広域であっても音声をクリアに届けることができる圧電スピーカーを備えており、多様なドローン活用に対応できるとのことです。
AIアナウンサードローンとは
AIアナウンサードローン(特許出願中)は上空より25ヶ国の言語を、AI判断で届けたい人にピンポイントで放送する技術です。
圧電スピーカーを採用することで、通常スピーカーとは異なる中高音領域を使用します。
そのためドローンのプロペラ音と放送音が干渉せず、高度100m上空でもクリアに伝わります。
さらに、小型で軽量・省電力のためドローンへの負荷も最小限に抑えることが可能です。
今後、下記の様な分野での活用が期待されております。※5月リリース予定
①震災:地震計測器で予震を感知したら自動で離陸し、避難警告などを知らせる
②監視・警備:密漁や違法侵入など、画像認識で国籍等を判断し、国籍に応じた言語で警告を出す
③害獣駆除:害獣に効果的な鳴き声を発する
④人命救助:赤外線カメラによる体温感知機能を
⑤観客誘導:イベント会場での観客誘導
クオリティソフト社は、JUIDA認定のドローンスクール 「ドローンビジネスカレッジ」を南紀白浜で展開しており、i-Construction対応の建設現場における生産性向上の受講コース、クリエイター向けのドローン空撮コースなども提供しています。JASISAにおいても佐賀県支部、福岡県支部、鳥取県支部、山形県支部などと連携をしてドローンの普及・啓蒙により一層注力していく予定です。