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第1回「今こそ経営革新」 ~ウサギとカメに学ぼう~

イソップのウサギとカメの話はどなたでもご存知のことと思います。では、走るのが早いウサギが何故、のろまカメに負けたのでしょうか?
たぶん皆さんは「ウサギはのっしのっしと歩くカメに油断して、途中で居眠りをしていたからさ
」と思うでしょう。
これを経営に置き換えますと次のようになります。

カメはゴールという目標を見ていたのに対し、ウサギはカメを見ていたのです。
つまり、自社の経営よりも同業他社との競争に気をとられて、自社の経営をじっくりと考えていなかったということになります。
カメは目標に向かって一歩一歩着実に経営をしていたのですね。

この両者を例えて「ウサギ型経営者」と「カメ型経営者」について考えましょう。

「ウサギ型経営」は、まわりの競争相手だけを見ながら投資をしますので、コストが膨らみ効果が薄くなります。つまり、ライバル会社が2店舗目を出店すれば、自社も出店し、上場を目指したなら、自社も準備を始めるという具合に。自社の経営理念、組織体制を振り返ることなくその方向性を決めてしまいます。従って、会社を取り巻く環境の変化にも気付かないでいます。
一方、「カメ型経営」は、目標を決め、現状と目標のギャップを埋める投資を行うため、コストを抑えて効果が高まります。ライバル会社がどのような行動を起こそうとも、自社に今できること、求められていることを最優先し、自社の経営理念、組織体制に合致した方向性を見出します。従って、会社を取り巻く環境の変化にはとても敏感です。

経営革新とは
経営革新は、環境が変わった時に、変化に合わせて、今の事業を変えることです。従って、環境が変わらなければ革新はしてはならないのです。しかし、現代においては常に環境は変化していますので、常に革新は不可欠になります。経営革新を一言で言えば、すばり「商品力を高める」ことです。これを実践するためには、顧客ニーズに対応し、ビジネスの競争力を強化し、事業の収益力を向上させることです。

身近な経営革新の例
(1) 部品製造業:下請け受注→自社オリジナル製品の製造販売へ
(2)
ラーメン店:こってりラーメン→薬膳ラーメンへ
(3) 豆腐製造業:普通の豆腐(消費期限3日)→セミロング豆腐(消費期限7日)
(4)
配管工事:公共工事入札受注→太陽光発電の販売

ITを活用した経営革新
単に経営革新を考えるのではなく、ITの活用を考慮しましょう。以下、具体例。
(1)
ネットカメラを活用し、動物病院が高級ペットホテルを経営
(2) 小売業の単品管理システムを活用し、結婚式衣装専門クリーニング会社に
(3)
フルデジタルでインターネットによる海外での結婚式に対応した写真館
(4) バーコードによる在庫管理システムを活用し消費期限ごとの販促を行う酒販店

つまり、他業種ではすでに当たり前のように使われているIT技術を自社に取り入れることによって、新たなマーッケットやアイディアが生まれてきます。
身近にあるITを活用し、本業の経営革新を可能にするのです。

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