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再生の覚悟④

私がハッちゃんとの話のなかで考えた、ハッちゃんの事業再生は次のようなものでした。
まず個人の賃貸マンション一棟は、金融機関と交渉の上、奥さんと息子さんに譲渡をし
ます。ここから上がる収入はハッちゃん夫婦の老後の生活資金となります。残りの一棟
は手放し、借金の清算を図ります。幸い奥さんも息子さん方もハッちゃんの借金の保証
人にはなっていないようでした。ただ奥さんの方が本当に保証人でないかどうかは、キ
チンと確認する必要を感じていました。というのは、案外こうしたケースでは、奥さん
が知らない間に保証人になっていて、それを頼んだ本人も忘れてしまっているというこ
とが、夫婦間では在り得るからです。会社の事業のうち、一つは利益が見込めますので
会社分割をして、分割会社に移します。もう一つの事業は、時代の背景からして利益も
成長も望めません。しかし数人のベテランの社員が配置されていますし、長年培ってき
た商権は捨てがたい魅力がありましたので、事業譲渡を行い、商権ごと従業員さんも含
めて同業者に引き取ってもらうというものです。従業員さんには幸い中退共での積み立
てもありましたし、仕事が継続すれば失職しないでも済みます。ハッちゃん自身は年齢
もそれなりにいっていますから、こうした一連の作業を終えた後、状況次第では自己破
産をして貰います。このような一連の手続きを踏むことで、いきなり破産をするよりも、
金融機関に対する配当も多くなります、それは今後金融機関との話のなかで詰めていか
ねばなりません。

 

税理士  倉矢 勇
倉矢勇税理士事務所所長
URL:http://kuraya-osaka.jp/index.phtml

 

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