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最新ICT環境「オフィステレフォン」

「一億総活躍社会実現」を目指して働き方改革担当大臣が新設され早1年半が経過し、今もなお最近のニュースでも「働き方改革」「ライフワークバランス」などのキーワードをよく見かけます。これを受け、大中小零細様々な企業の中でも意欲的な企業においては文字通り「働き方」をそれぞれ変化させ改革がすすんでいるようです。いままでは在宅勤務と呼んでいた働き方も近年ITと通信技術の飛躍的な発達により、「テレワーク」と呼ばれるような会社に出勤せずに離れた場所で就業するスタイルももはや珍しいものではなくなり生産性も向上しつつあります。

 

また新しく事業を始める“企業”とは異なる、企業から請け負った業務を事業とする“フリーランス”という働き方もまた増加傾向にあるようです。(そもそもほとんどの士業の方々のワークスタイルは“フリーランス”といえなくもないのですが…)これら「テレワーク」や「フリーランス」が増加することにより育児や介護などと仕事を両立することが可能となり、今まで働きたいけど働けていなかった方々の環境改善につながるので、「一億総活躍社会」の実現に近づきつつあるといえるのではと思います。

 

こうした「テレワーク」や「フリーランス」を実施するにあたりインターネット環境をはじめとする通信手段もさることながら、「自宅(居住スペース)の一部を事務所(ワークスペース)化する必要があります。かくいう私自身も経営コンサルタントというフリーランスのようなワークスタイルの個人事業主として自宅兼事務所というスタイルで活動しております。具体的な例を挙げるとするならばまず「プライベート用」と「仕事用」の電話番号を用意する必要性があり、実際には自宅用の固定電話のほかに仕事用としてIP電話を設置し、2つの回線を用意しておりました。
 

しかしながらIP電話などのインターネット回線を利用した固定電話での通話サービスは各プロバイダのコンテンツとして廃止される傾向にあり、実際私の使用しているプロバイダでもIP電話での通話サービスのコンテンツは2018年3月末をもって終了となるため、従来とは別の方法によって2つの回線を用意する必要が生じてきました。日頃から情報交換をしているNTT東日本の社員の方に問い合わせし、半年前からはじまった「テレワーク」や「フリーランス」といった勤務スタイルに最適な電話環境の構築方法をご教授いただきました。

 

今回は、そんな自分自身の導入体験も踏まえて、最新のICT環境「オフィスシーンの電話環境 “オフィステレフォン”」についてお伝えしたいと思います。“オフィステレフォン”はひとことでいうとSOHO向けのICT環境であるビジネスフォンシステムの名称です。

 

これまでのビジネスフォンでは主装置という大きな交換機のような箱と内線通話のためのボタンがたくさんついた置き型の電話機(ビジネスフォン)をいくつも事務所の机に並べているイメージでした。一方“オフィステレフォン”は家庭用に設置しているルーターや終端装置レベルまで小型化された主装置と置き型電話機の代わりに各自のスマートフォン従来の内線通話機能を備えたビジネスフォンのように活用できるものになっております。(事前にスマートフォンへAndroid用あるいはApple用のアプリをインストールする必要があります。)

 

また従来のビジネスフォンシステム導入時に必要だったリース契約の必要はなく、レンタルのサービスとなるので月々の電話料金に初期の設置工事費用や月額使用料・レンタル料として加算されます。
もちろんこれまで使用していた家庭用電話機も接続可能ですので、たとえば親機・子機のある機種であればそちらをプライベート用の端末として、自分自身と従業員のスマートフォンを最大5台までビジネスフォンとして活用できます。

 

ビジネスフォンのような置き型やワイヤレスの電話機は最大8台まで設置なので必要に応じてオプションで設置することも可能です。

 

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執筆者:

高巣 忠好氏

アットリライト
NPO東日本事業支援機構
1971年生まれ。愛知県豊田市出身。
時計・輸入雑貨量販店・ベンチャー系卸売会社・輸入卸売会社に勤務。チーフマネージャーを務め、コンサルティングファームに転職後独立。
「過去を否定せず、時流に合った方針・計画に書き直す」=アットリライトを理念として中小企業の経営改革支援や事業承継、事業再生の指導を実践している。
認定経営革新等支援機関NPO東日本事業支援機構[関財金1 第145 号] 事務局長

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