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経営理念ー時代の変化には 3 つのカエル(変える)で対応しよう

コラム・連載

●いま、猛烈なスピードで世の中が変わっています。わが国では少子化・高齢化が世界に類を見ない
スピードで進展し人口減という時代に入ってきています。ライフスタイルも多様化し、商品や企業のラ
イフサイクルも短くなり、うっかりしていると自社や業界自体がなくなってしまうということも起きてきて
います。ライバルは時代であるという人も出てきています。また、従来の常識が非常識になってしまう
といった状況も起きてきています。

こうした時代に増収策、収益基調策を目指すのは当然ですがどう対応していったらいいのでしょう。
少し長くなりますが最後までお読みください。

企業は変化対応業ともいわれています。企業を取り巻く政治、経済、社会、技術の変化をとらえて、
発想の転換を図ってみましょう。

●思い切って、発想を変える、行動を変える、組織風土を変える、といった 3 つのカエル(変える)を
してみましょう。企業体質の改善や不況脱出のキッカケやヒント、新たな気づきが得られると思います。

( 1 ) 発想を変える

改革の出発点は、まず自分自身の発想、考え方を変えていくことです。「打つ手は無限」という言葉を
残したある中小企業経営者(故滝口長太郎*1 *2)の言葉がありますのでご紹介します。

(*1 http://myfuna.net/reg/press/myfuna/2009/03/01234414.html
(*2 http://www2.ocn.ne.jp/~fuji.com/mugen.htm

●打つ手は無限

すばらしい名画よりも、とてもすてきな宝石よりも、もっともっと大切なものを私は持っている。
どんな時でも、どんな苦しい場合でも、愚痴を言わない。参ったと泣きごとを言わない。
何か方法はないだろうか、何か方法はあるはずだ、周囲を見回してみよう。いろんな角度から眺めて
みよう。
人の知恵も借りてみよう。
必ず何とかなるものである。
なぜなら打つ手は常に無限であるからだ。

いかがですか。発想の転換、考え方を変える言葉がたくさんあります。こうした発想、考え方はぜひ
マネしてみましょう。

また、発想の転換といいますが、どう発想すればいいの、という方もおられます。

ひとつのものも見る角度によって見え方が違うというものです。ものはある一面からだけでなく多面的
に見てみよう、というものです。簡単に言えば、上・下、左・右、前・後、タテ・ヨコ・ナナメからも見てみな
さいというものです。新しい気づきやヒント、ヒラメキが得られます、というも
のです。

さらに、アイデアを考えるときに使われる「オズボーンのチェックリスト」というものがあります。これも
参考に見てみましょう。

●「オズボーンのチェックリスト」*3

1. 他に利用したらどうか(Other Use他の用途)
今のままで新しい使い道はないか、少し変えて他の使い道はないか。
2. アイデアを借りたらどうか(Adaptマネ)
これに似たものはないか、他に似たアイデアはないか
3. 大きくしたらどうか(Magnify拡大)
何か加えたらどうか、もっと回数を多くしたらどうか
4. 小さくしたらどうか(Minify縮小)
分割したらどうか、やめたらどうか
5. 変更したらどうか(Modify)
形式を変えたらどうか、意味を変えたらどうか
6. 代用したらどうか(Substitute)
他の材料にしたらどうか、他の人にしたらどうか
7. 入れ換えたらどうか(Rearrange)
他の順序にしたらどうか、原因と結果を入れ換えたらどうか
8. 反対にしたらどうか(Reverse逆転)
役割を逆にしたらどうか、立場を変えたらどうか
9. 結合したらどうか(Combine)
目的を結合したらどうか、アイデアを結合したらどうか

(*3 http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my11/my1105.html

いかがですか、こんな切り口、違った視点、異なった立場で見て、固定観念や先入観を捨てて考えて
みる、発想してみることです。今まで気がつかなかった新たな気づきが出てくることになります。

今の時代は身体より頭を使う、チエの時代ともいわれています。
「打つ手は無限」にも、周囲を見回してみよう、いろんな角度から眺めてみよう、人の知恵も借りてみよう、
とありました。
必ず何とかなるものである。
なぜなら打つ手は無限であるからだ。

ぜひ、応用・活用しやってみましょう。

( 2 ) 行動を変える

次は行動を変えることです。発想や考え方を変えただけでは何も変わりません。新たな気づきやヒラ
メキから良いと思ったことを直ぐ実行していく行動していくことです。

気づいたら直ぐ実行することが成功する秘訣である、ともいわれています。良いと思ったら直ぐ実行し、
良くないと思ったら直ぐやめることです。

この不況下でも快進撃を続ける「ユニクロ」の柳井正氏は、著書「一勝九敗」*4の中に以下のように書いています。

経営は試行錯誤の連続で、失敗談は限りなくある。商売は失敗がつきものだ。十回新しいことを始め
れば九回は失敗する。成功した経営者のなかには、もっと凄まじく「百回に一回程度しが成功しない」
などとおっしやる方もいる。「現実」はいつでも非常に厳しい。経営環境は目覚しいスピードで変化して
いく。そのスピードに追いつきながら経営を続け、会社を存続させていくには、常に組織全体の自己
革新と成長を続けていかなくてはならない。成長なくして企業としての存在意義はない、と考えている。
(*4 http://www.shinchosha.co.jp/book/128451/)

こうした行動力も見習いたいものです。マネしてみましょう。

( 3 ) 組織風土を変える
最後が組織風土を変えていくことです。人が2人以上になれば組織といわれます。企業という組織
にはそれぞれの目標がありそれを達成していくために人が集まり集団を成しています。組織目標を
達成するためには、そのメンバーひとり1人が頭を使い知恵を出し、直ぐ行動していく集団でなく
てはなりません。

そのためには組織のリーダーが発想を変え行動を変えて実践し続けていくことです。そうするとそれに
つられて徐々に一緒に動く人が出てきて、ひとりが 2 人、2 人が 3 人と増えてくるのです。3 割の人が
動き出せば組織の風土は変わっていくのです。不況に強い企業は、この組織風土がしっかりとしてい
るのです。

笑顔、あいさつ(元気で先手)、返事(ハイ)、後始末( 5 S)、時間を守る、約束を守る、そして、夢を
見る(前向きで将来に希望を持つ)、こうした日常のことから始めてもよいでしょう。当たり前のことを
当たり前にやり続け習慣化することなのです。

組織風土を変えるには地道にコツコツと基本、原理原則を継続することです。凡事徹底で石の上に
も 3 年やってはじめて変わってくるのです。

知っている、わかっている、でもやっていない、できないのではないけれどもやっていない、ということ
からぜひ脱皮しましょう。

まずは、自分から変わっていくことです。人がどうだこうだとか、世の中や政治が悪いと言っても何も
変わりません。
自分自身の物の見方や考え方を変える、真剣に考え必死に行動し続ける仲間を増やしていく、こうした
ことが経営を改革していく出発点であり、原点となるのです。

以上

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さて、わたしは、また、これを読んだ あなたは・・・・

共感し、いいと思い、これならできるよ、と思ったらやってみましょうよ。
続けていると何かが起きてくると思います。

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今日も一日、明るく、元気に、仲良く、喜んで取り組んでいきましょう!

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ビジネスをシステムとしてとらえ あなたの夢実現をアシスト、ナビゲートしています
渡邉ビジネスシステム研究所 中小企業診断士 渡邉 勲
E-mail watanabe-bsl@nifty.ne.jp
URL http://www.wbslabo.jp/

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