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虫(むし)の目、鳥(とり)の目、魚(さかな)の目

⇒ 「虫の目」とは
近いところで、複眼をつかって様々な角度から注意深く見る目。
⇒ 「鳥の目」とは
虫では見えない広い範囲を、高いところから俯瞰(ふかん)して見る目。
⇒ 「魚の目」とは
水の流れや潮の満ち干、つまり世の中の流れを敏感に感じとる目。

これを企業経営にあてはめ以下のように考えてみるといいようです。

まず、経営者は現場に出向いて顧客や商品に直 (じか) に接して実態を知る、これが「虫の目」です。
次に、全社的な観点からわが社は現在どんな状況下にあり、何が最も重要な問題なのか、これを感じ
とるのが「鳥の目」です。
そして、自社や業界全体がどんな流れの中で、どのようになっているのか。自社はどんな流れの中に
あるのか、その流れの中で、何を、どう、どのようなタイミングで行わなければならないのか、を判断す
るのが「魚の目」です。

人の上に立ったなら、虫(むし)の目、鳥(とり)の目、魚(さかな)の目、を併せ持てばよい、こんなことが
書いてあるものがありました。
判断は鳥の目で、決断は魚の目でするのです。虫の目で見たことは実態であり正しいのでが、鳥の目
で高いところから眺めると、虫の目で見たものよりも優先すべきことがみつかることが多くあります。
ということは、虫の目は判断する目ではなく、判断をするための道具なのです。
判断は鳥の目で全体的に見なければできません。いつも全社的な観点から問題、課題を認識し、虫の
目で調べた情報をもとに判断するのです。
日常的な判断は鳥の目でできますが、企業の将来の方向性を決定する決断には、魚の目が必要なの
です。

魚の目を養うには、業界動向や金融情勢をはじめ、国際的な政治・経済の問題から、人類の歴史や
宗教問題、地球環境問題まで広く関心を持っていく必要があります。そして、これらの事象をできる
だけ長い時間的空間でとらえる感覚が必要なのです。
こうみると魚の目を養ってくれるのは「経験」であるということになります。

めまぐるしく変わる経営環境の中で、どういうご縁があったのか自社に集まってくれた社員。そうした
社員の人たちの衆知を集め、的確な判断をし、最善の決断を下していかなければならないという経営
者の仕事とは、いかに難しくて大変なことなのかということがわかります。
わたし達が大自然の生き物と同じように、素直な心でものごとを見つめることができた時、そこに確か
な答えが待っているのかも知れません。

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●見る目を養いましょう

では見る目を養うにはどうすればいいのでしょう。

見るという字には「見る・視る」「観る」「察る」「診る」の 4 種類があり、ものを「みる」にもランクがある
ようです。

⇒ 「見る」 「視る」 = 外見を視ること。
「見える化」は「視える化」ともいわれる。要するにパッと見て分かること、表面を注視するという意味
です。
⇒ 「観る」 = 過去の経緯や経年変化をも観ること。
表面に見えているものではなく、時間の変化を加えてみる。
⇒ 「察る」 = 更に内面に踏み込んでその背景や意図、目的をつかもうとする「みる」こと。裏にある
背景が理解できてこそ、見える化したことになるのです。

見える化経営には、まずパッと表面的な変化や動きをつかむ「視」、その時系列の変化や動きをつか
む「観」、その背景や内面にある仕組みや目的を推察する「察」の 3 つの観点があるのです。

⇒「診る」 = ポイントを押さえて判断し、アクションにつなげる「みる」です。
以上の 3 つが揃うことにより「診る」ことができるようになるのというのです。

企業経営において行動を伴わない認識や知識、情報は役に立ちません。
企業の実体を「視」「観」「察」して診断、すなわち「診」て判断して、的確な対策を打つことができるよう
になり、「見える化」する意味があるというものです。

事象を単に見るだけでなく診るレベルにまで養いましょう。

「見」 → 「観」 → 「察」 → 「診」 ですよ。

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さて、わたしは、また、これを読んだ あなたは
共感し、いいと思い、これならできるよ、と思ったらやってみましょうよ。
続けていると何かが起きてくると思います。

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今日も一日、明るく、元気に、仲良く、喜んで取り組んでいきましょう!

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ビジネスをシステムとしてとらえ あなたの夢実現をアシスト、ナビゲートしています
渡邉ビジネスシステム研究所 中小企業診断士 渡邉 勲
E-mail watanabe-bsl@nifty.ne.jp
URL http://www.wbslabo.jp/

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