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見聞を広め、観察力、分析力、想像力を高めよう

セミナーや研修、相談窓口、派遣先等で多くの中小企業経営者の方たちとお会いします。 しかしながら、不思議なことに、あまりにも目の前のことだけにとらわれ、こういう時代だからこそどう対処していこうかという意欲や勢いが余り感じられないことです。 ただただ目先のこと、日々の定型業務を処理することだけしか感じられないことです。 
100 年に一度の不況、金融不安からの景気低迷、市場の縮小、少子化高齢化の進展などなどの世の中の変化に、どう対応していくか、という意欲や取り組み姿勢が必要でしょう。 いまの経営者に一番求められているのは、単なる定型業務を処理する力だけでなく、 「観察力」、「分析力」、「想像力」 ではないでしょうか。現在のビジネスの環境は、過去の成功経験や既成の方法論に沿って処理していくだけでは、どうにもならない状態になっていると思います。 だからこそ、今求められているのは、 出来事を観察分析し、そこから新しい価値を作り出す力なのです。 

よく見聞を広めろ、ということが言われます。 見聞とは、見ると聞くということですね。
見るには  「見る」 「視る」、「観る」、「察る」、「察る」、 「虫の目」 「鳥の目」 「魚の目」 があり、聞くにも 「聞く」 「訊く」 「聴く」 があります。
そのために必要な力が、ここにに挙げた 【観察力】 【分析力】 【想像力】 の 3 つの力なのです。

●観察力物事の真の姿を間違いなく理解しようとよく見る力
●分析力ある物事を分解して、それを成立させている成分 ・ 要素 ・ 側面を明らかにする力
●想像力実際に経験していないことを、こうではないかと推し量る力現前の知覚に与えられていない物事の心像 (イメージ) を心に浮かべる力 
(いずれも広辞苑)

人ひとりの目や耳では、見たり聞いたりするものが限られてしまいます。それだけに、経営資源に限りのある中小企業経営者には、自分以外の多くの人の目や耳の力も借りる必要があるのではないでしょうか。縁あって社員 ・ 従業員となっている人の目や耳も活用しようではありませんか。 

それには、経営者がテーマを決めて人の見聞を集める仕組みや仕掛けが必要です。

例えば世の中の変化や環境の変化をテーマにして見ることなどから始めてみてはいかがですか。高齢化あるいは少子化インターネットや携帯電話 などなど テーマはいくらでもあります。
これらの変化の状況、使い方や使われ方の変化と今後の予測 自社の属する業界や自社への影響状況他社の対応状況や自社の対応状況これからの対応の仕方などです 感じていること、提案やアイデアなどを出し合い持ち寄るためにワイガヤ会議を開くのです。そして紙に書き出すのです。見える化するのです。ああでもない、こうでもない、でもこれって使えるのでは、これとあれとをくっつけたら何かできるのでは、とこんなことを考えるのです。
こんな見方、考え方もあるのか、と こうすることによって自分一人では気がつかない自分には見えないものが見えるようになってきます。皆の知恵とするのです。ビジネスヒントになるものも出てきますよ。

人は皆何かをしたい、云いたい、話したい、聞いてもらいたい、何かをしてお役に立ちたい、といった気持を持っています。それを吸い上げ汲みあげひとつの力にするのです。
いかがですか、やってみましょうよ。動いてみましょうよ。

今回はここまでです。

渡邉ビジネスシステム研究所 中小企業診断士 渡邉 勲
E-mail watanabe-bsl@nifty.ne.jp 
URL http://www.wbslabo.jp/

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