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地方の課題を解決するための人材とは?

地方の課題を解決するための人材とは?

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地方の時代と言われながらも、地方再生・地方創生という標語が繰り返されています。
テレビ番組の半沢直樹では失敗した行員が、いつも地方に飛ばされるという恐怖を演じていました。東京で働くサラリーマンはそれが誇りであるという潜在的な優位を感じているというニュアンスが伝わります。
しかし筆者の近くでは政令指定都市の福岡、広島に住んでいる人は逆に郷土愛に満ちて誇りを持っているようです。
それ以外の市町村の中心街はシャッター通になり高齢化が進みスーパーマーケットには老人ばかりいます。
進学校の優秀な生徒は都市部に流れており、長い年を繰り返すと地元の高校の進学成績は下降の一途をたどっています。
このような背景で地方の課題の解決は「人材を育てる=人材の流出を防ぐ」ということになります。
このため人材が育つという仕組みがこれからの課題になるでしょう。

論理的な思考ができる人材

教育改革によりコミュニケーション力、主体性、意欲、発言力を備えた人材を育成するようになります。発言力とは論理的な思考ができるということであり、英語教育やITCの導入によりグローバルな人材が求められることになります。
もちろん地方の中堅企業は人材が豊富であり、筆者の考えも及ばない技術や戦略で堅実に商圏の拡大をはかっています。
人口減少という現実から、今後に淘汰されるのは数名で構成された地域の商店やサービスです。
一方では成功例を聞くことがあり、何らかの方策に活路を見いだすために成功例を紹介するセミナーは盛況となっています。
しかしながら現在のように個人の趣味や行動が多様化した今では、入ってくる情報は個々のコミュニティだけのものとなり、どのようなものも「コップの中の嵐」となっています。
つまり人を同じ方向に向けるのは難しい状況です。
しかし崩してはいけないというサービスがあるはずです。
ただそれは非常に地味なものであり教えられることではなく、体感して学ぶものです。
論理的とか難しい言葉でなく「こうやればこうなる」の一言に尽きます。

感性を磨く人材

広告やキャッチコピー、ECのページなど人に伝える手法は先ほど述べましたように論理的な考察が出来ると上手になりますが、それを伝えるデザイン性は感性を磨くことで得ることができます。
流行っているデザインは何か、伝えるための色調は何が効果的かなど、常にテレビのCMや人気サイトを観察していれば、おのずと答えが出てきます。
例えば輸出の商談会に参加してブースを作ったとして、その前を通る外国人のバイヤーは15秒ほど立ち止まるそうです。
つまり外国人バイヤーの視線を計算して読ませるのが論理であり、読み続けさせるのがデザインとなります。
これはECでも同じことが言えます。
一般に3秒ルールと言われており、顧客がページを見て閲覧するかしないかは、瞬間的に判断されるということです。
ECの場合はまずデザインが先となります。ダサいと感じたらすぐに顧客は離れてしまいます。

分析ができる人材

地方ではいろいろなビジネスの成功例を作ろうと政府系機関、銀行機関が躍起になっています。
例えば6次化やクラウドファンディングの成功例などです。
関係機関の主導のシナリオで成功した事例はセミナーでも多く紹介されています。
筆者は2000年頃からのITバブルで法人として起業しました。
当時の補助金は今の比でなく、会社の定款にITを加えると雇い入れの従業員の給料は2年間は半額が補助金対象、5人をITで雇い入れると教育費で年間700万の全額補助などがあり、あちこちにIT会社が設立されました。
企業のホームページ制作は30万円の補助、公的な機関には数年間で500万円以上のホームページ制作費補助、世間はIT講習会ブームでした。
しかし突如として政策が変わるとブームは去ってしまいました。
過剰に雇い入れた従業員のリストラや会社の方向性を切り替えるのに大きな苦労をしました。
つまり人の敷いたレールやシナリオに乗ると自社の方向性を大きく見誤ることがあります。r/p>

常に「時代は変わる」と言われています。
筆者が幼少期の頃からそれは常に言われており、すでに1980年位からのトフラーの「第三の波」以降は、この言葉はどの時代も常套句となっています。
それ以前は「電化ブーム」「モータリゼーション」「環境問題」などで時代は変わると言われていました。
ただし以前と今の「時代が変わる」の一番の違いは「多様化」です。
何が変わったのかに気づかない、逆に何が変わったかを知り尽くしている、コミニュティベースでメインの情報を異にしていることです。 
多様化した現在で目立つ方法としてSNSの効果的な利用方法や、ツイッターなどでバズらせる(リツィートを繰り返し有名になる)方法が注目されているのは、仕方がないことかもしれませんが、むしろそれはひとつのコミュニティの特性なのかもしれません。
さらに、数値が発生したなら観察し分析することに加えて時流を分析する能力が必要でしょう。

 

最後に

7回に渡りご覧いただきありがとうございます。
「こうやればこうなる」という原理原則を基本に商売・サービスをしようというメッセージを感じ取っていただければ幸いです。

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