経営戦略>経営計画書の作り方

経営コラム[12/07]
経営戦略
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何が邪魔しているの、あなたの経営計画!実践への道
           「約束を守る」ための経営計画

シモヤマ会計事務所
所長  下 山 弘 一



★自分流を創る

企業文化とは、精神的な財産と言うべきものです。
経営戦略を実現するにあたっては、ひとつの経営資源ともいえるものであり、経営計画を実行するときには行動の基盤となるべきものです。
このように重要な企業文化ですが、放っておいても自然と出来上がるものではなく経営者が意識して作り上げないといけません。

そうしないと、組織を構成する人達の中で自然に出来上がった、特有の雰囲気や組織の性格である社風が優先されることになります。
好ましい企業文化が確立することができれば、社員の考え方や行動も、個人によるものよりも企業文化に影響されたものが優先されるようになります。

このような企業文化の大切さを物語っているのが、最近の企業不祥事事件だといえます。
創業者 鈴木清一氏による、とてもユニークな経営方針のもと、日本にフランチャイズシステム(FC)を導入し、その後も数々のFCで成功してきた「ダスキン」がこのほど、2006年12月12日に株式上場することになりました。

今回の上場に際しての会社のコメントは「経営の透明性を高めるため」だそうです。
風化を止める手段が「株式上場」というのは寂しい気がするのですが自分たちの手に負いきれなくなった社風を「外の目」に委ねてしまうのはどのようなものなのでしょう。

「喜びのタネまき」「祈りの経営」は、鈴木清一氏が若いときの経験、信教により得た様々な体験から得た独自の経営についての発想は、並みの経営者では足元にも及ばないものであります。
そのような中で「道と経済の合一」という、鈴木氏の経営に対する目標が出来上がっていきました。
人に喜ばれ、世の中の役に立つことによって、その代わりにお金がついて来る様になること。

しかし、そのような絆を束ねていた鈴木氏がこの世をさって、20年も過ぎると、その面影も薄くなり、
残念なことですが例の「肉まん事件」が発生してしまうことになったのです。
偉大な経営者が作り上げた社風であっても、年月が過ぎるにつれ風化してしまうことは、仕方が無いことですが、とても残念なことです。


<企業文化の要素>

ここでは、好ましい企業文化に必要な要素には何があるかなどについてご紹介します。

●統一された問題意識
理想の状態(あるべき姿)が明確になっており、現状認識も共有されていて、現状を解決しなければならないと経営者、経営幹部、一般社員みんなが思っている意識状態であり、同じことに問題を感じ、改善していこうとする感情をいいます。

●同じ価値観
ある事象に直面したとき、その事象に対してどのような価値を認めるかについての考え方・見方が共通している状態をいいます。
これは同一の方向に向かい、一致団結して行動しようとする気持ちを生み出す源泉となるものです。

●自信と信頼
自信とは、自分自身の能力や価値、可能性を信じる気持ちであり、自分の存在を頼もしく思う気持ちです。これは顧客や市場への影響力や説得力を生み出す源泉になります。
一方、信頼とは組織の自分以外の人の持っている能力や価値、可能性を信じる気持ちであり、お互いを頼れる存在として認める気持ちです。
どちらも積極的、挑戦的な行動を生み出すための必要不可欠な感情です。

●感謝の気持ち
自分を取り巻く周り(家族、上司・同僚・部下、仕事、会社、顧客、地域社会など)に対する感謝の気持ちです。周りに対して献身的な行動を生み出す感情となります。
「自信と信頼」はややもすると「過信・増長」に変質しかねません。感謝の気持ちはこうした好ましくない感情を抑える役割もあります。

●高い欲求水準
「感謝の気持ち」が強すぎると、成長意欲がなくなります。そうなると組織は停滞してしまいます。
この高い欲求水準は、感謝の気持ちを具現化するための使命感を持ち、現状に満足することなく、常により良い状態を求めていく姿勢をいいます。高い欲求水準を持つことで、問題意識も高まります。

(引用:株式会社名南経営 マイ顧問 経営サポート)




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