|
|
|
何が邪魔しているの、あなたの経営計画! いい顧問 ★経営コラム★
シモヤマ会計事務所
所長 下 山 弘 一

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
■ □
□ 何が邪魔しているの、あなたの経営計画! ■
■ ―――――――――――――――――――― □
□ 事業と人の「目利き」が大事 ■
■ □
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
= 経営計画がうまくいかなかったのは、誰のせいでもありません。=
= 原因さえわかれば、それを解決するだけ。 =
= 「さあ、深呼吸して考えてみましょう、どこが悪かったのか」 =
┌───────────┐
│ 時間のコストを計る │
└───────────┘
●ある会社で全社の経営計画や事業計画の打ち合わせをしている時に、
「さすが優秀な会社は違う」と感心させられることがありました。
打ち合わせのリーダー役は、社長や、その部署の責任者であるのですが、
それぞれの役割やスケジュールが、あれよあれよと言う間に決まっていくのです。
その割り当ては、いい加減に決めているのではなく、
過去の実績や専門度にもとづいて、合理的にされているのです。
●なぜ、そのように簡単に決めることが出来るのか、社長に聞いてみました。
社長曰く、「それは、50年以上かけて社員全員が身に付けた、
時間のコストを計る技術があってこそ出来ること」なのです。
●皆さんは、仕事やプロジェクトを任されたとき、
「このことに、どれくらいの時間がかかるだろう」と考えているでしょうか。
簡単な仕事や、単純な仕事の場合、「こんなことすぐ出来る」
とさらりと流してしまっていないでしょうか。
また、数ヶ月にも及ぶ長いプロジェクトの場合には、
「この先、いろいろなことが起きるし、予定を立てても仕方ない」と、
予定を立てる前にあきらめてしまっていないでしょうか。
●どんなに、些細な仕事でも時間の見積もりをする、
逆に大掛かりなプロジェクトは、出来るだけ細かい仕事に分割する。
このことが出来るようになれば、やりかけた仕事は全て結果が出せるようになる
のだそうです。
●また「時間のコスト」を計るために大切なのは、
時間を狂わせる原因を見落とさず「時間のコスト」に含めることです。
見落としがちな「時間のコスト」になるものを、その社長からお聞きしました。
・準備時間…本来の仕事を始めるのに、何が必要になりますか。
今から、それをはじめようとしたときに、必要なものをそろえる時間を見積もります。
・寝かせる時間…専門的なことや、複雑なことは、入り込みすぎて
大切なことを見逃してしまうことがあります。少し頭を冷やして、
違う目で見直すことが必要です。
・フィードバックや修正の時間…必要なことを漏らしていたり、
同じようなことを何度もしていたりしていませんか。
上司や別の人に相談や承認を受けて修正する時間を組み込んで
おかないといけません。
整理時間…全ての仕事は、後につながっていきます。
整理せず遣りっぱなしにしておくと、次に続く仕事をはじめようとしたときに、
必要以上に時間がかかってしまいます。
****************************************************
* 経営計画のツボ −事業と人の「目利き」が大事− *
****************************************************
■ その道のりは波乱万丈
今は世界的なファミコン、ゲーム機メーカーとなった任天堂。
その創業は花札から始まったことをご存知でしょうか。
任天堂は明治時代半ば、京都で一人の職人が花札をつくり、
販売したことから始まりました。
それから現在に至るまで、一貫して「ゲーム」というものに
焦点をあわせて歩んできましたが、
その道のりは決して平坦ではありませんでした。
数々のヒット商品を生み出しながら、その次にやってく失敗の数々。
「運を天に任せる」、正に社名を地でいく状態が続いたのです。
その道のり…
○花札の普及を土台にして、トランプカードへ事業拡大し、
日本一のカードメーカーとなる。
●脱カードを目指し、ホテル経営、タクシー会社、
インスタント食品に手を出すが、ことごとく失敗。
○ウルトラハンド、ウルトラマシン、ウルトラスコープなど
子供向け玩具が大ヒット。
●簡易コピー機、文房具、学生用の教材、運動具、育児用品など
多角化を図るが、どれも失敗、
借金でいつつぶれてもおかしくない状態となる。
○光線銃が空前の大ヒット。エレクトロニクスの分野に足を踏み入れる。
●レーザークレー射撃場を日本全国にレジャー施設として展開しようとするが、
オイルショックにより頓挫。
○テレビ用ゲーム機に参入。その後ファミコン、携帯ゲーム機のヒット、
現在の任天堂となる。
■ 学んだものは「目利き」
世界的ゲーム機メーカーとしての任天堂は、
前社長 山内 溥(ひろし)氏が作り上げたといっても、
言い過ぎではないでしょう。
しかし、お話したような失敗の連続も、同じ経営者がしてしまったものです。
若干22才で会社の跡継ぎとなり、試行錯誤の末、たどり着いた会社の基盤。
その経験の中で、山内氏が見つけたものは、
事業と人の「目利き」では無かったのでしょうか。
数々のヒット商品の陰には、無名な社員の発想があり、
それは会議の中から生まれることが無いことを、経験を持って学んだのです。
大企業が、人やお金をどんなにつぎ込んでもファミコンは作り出せなかった。
しかし任天堂だからこそ、ファミコンを生み出せた。
新しいものは、たくさんの人の知恵で作り出せるのではなく、
優秀な社員の発想と、それを見極められる経営者トップの目利きにあるのです。
■様々な経営課題に対するQ&A
経営課題即解決
|
|