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何が邪魔しているの、あなたの経営計画! いい顧問 ★経営コラム★
シモヤマ会計事務所
所長 下 山 弘 一

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□ 何が邪魔しているの、あなたの経営計画! ■
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□ 潰さない経営を心がける ■
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= 経営計画がうまくいかなかったのは、誰のせいでもありません。=
= 原因さえわかれば、それを解決するだけ。 =
= 「さあ、深呼吸して考えてみましょう、どこが悪かったのか」 =
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│ 経営戦略は試行錯誤の末の賜物 │
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● コンピュータが一つひとつでなく、いくつもが繋がれて利用されるよう
になり、いわゆるIT(情報化)が進んで、IT戦略というものが登場しました。
そして、『ITに振り回されるのではなく、ITを上手に活用する
ためには、ITを導入する前に、経営戦略をきちんと立てなければならない』
ということで、経営戦略についてのセミナーが盛んに行われています。
● 改めて、何十年も前から使われている経営戦略という言葉を、
見つめなおしてみても、何かもうひとつピンとこないと思われている
経営者も多いのではないでしょうか。
吉野家などの外食産業をはじめとして、日本にフランチャイズ・システムを
普及させた、ペガサスクラブの渥美俊一氏は経営戦略について
こう述べています。
「経営戦略(マネジメント・ストラテジー)は、時流に乗るための
軌道づくりであって、決して、経営の戦略ではない。」
● そのような、経営戦略も決して、一朝一夕に出てきたものではありません。
多くのものが、先人経営者の試行錯誤の末に出来上がったものと言えます。
そして経営戦略の考え方には、新旧、そして、日本のもの、外国のもの、
数えられないくらいあります。
経営戦略を立てるときには、流行や有名であるという理由から、
その理論に飛びつくのではなく、その背景をきっちり理解して、
その戦略が自社の今の状況にあっているかどうか見極めないといけません。
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* 経営計画のツボ −潰さない経営を心がける− *
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● ケチャップやジュースで有名なカゴメの創業者 蟹江一太郎氏は、
それまでの日本野菜の栽培から、西洋野菜に目を付けた一人でありました。
ハクサイ、玉ねぎ、キャベツ、レタス、パセリなどの栽培に着手して、
儲かる作物として、今までの作物の副業として取り組んでいきます。
一方、トマトは匂いや味が、日本人の舌にまったく合わず、
作っても売れずに捨ててしまう日が続いたのです。
● たまたま、紹介された輸入のトマトピューレから、
トマトを加工して販売することに気がつきます。
当時の名称はトマトソースで、
輸入食品店経由での販売が出来るようになりました。
その後、トマトの加工は順調に進み、
ウースターソースやトマトケチャップへ広がりを見せていきます。
● 蟹江氏は、トマト加工の比重が高くなってきても、
農閑期を補う副業としての位置づけをなかなか変えませんでした。
そして、農家の副業から、近代的な工場への変換したのは、
トマトの栽培に着手して23年後の事だったのです。
● 蟹江氏の経営は、ひとことで言えば「危なげない経営」といえるでしょう。
トマト加工への取り組みには、伝統ある家業を潰さないで、
続けていく智恵がいたるところに窺えます。
● ひとつには、買い手の見つからない、トマトの栽培を
どうして続けたかということです。
それは、米などの作物などに比べて、
はるかに高く売れる見込みがあったからです。
● そして、最初のうち、販売の方は専門の問屋に任せて、
自分たちは生産することに力を注ぎました。
事業が拡大していっても、むやみに設備投資せず、
地元の農家と共同栽培し原料を確保する一方、
万が一のリスクに備えたのです。
● トマトの加工は、農業の遊休時間を生かしてする、
副業的なものとして、利益の拡大より、
農業経営の安定に重点を置きました。
その後、生産過剰による価格の暴落の経験から、
同業者が集まっての共同経営を始めます。無用の競争を避けるためでした。
● 何代にもわたって、事業を続けて行くには、
新規事業への取り組みは避けて通ることはできません。
しかし、新しい事は失敗の確率が高いものです。
たとえ事業が失敗しても、大やけどをしないための姿勢が、
企業を継続するには必要だといえるのではないでしょうか。
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