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何が邪魔しているの、あなたの経営計画! いい顧問 ★経営コラム★
シモヤマ会計事務所
所長 下 山 弘 一

■■■ゴールの設定で成功確率を高める■■■
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経営計画がうまくいかなかったのは、誰のせいでもありません。
原因さえわかれば、それを解決するだけ。
さあ、深呼吸して考えてみましょう、どこが悪かったのか。
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経営はリスクとリターンのバランスが大切です。
私は会計の専門家の立場で話すときには、リスクについてどのように考えて
おられるかを、お聞きするように心がけています。
そのわけは、経営者の方は自分の事業についてリターン、つまり儲けること
については誰よりもよく勉強しておられるので、門外漢の者にとっては、専門
的な判断がつきかねることがあるからです。
また、新しい事業の成功確率は決して高くなく、20%以下だと私が考えて
いることです。日本の会社の70%は赤字であること、世の中の富の分布は
20:80であること(パレートの法則による)。そして何より、これまでの
私の経験で、そのことが裏づけされているからです。
高いリターンより、低いリスクをとる。つまり、確実な経営をしていかなけ
れば、継続して事業を続けていくことはできません。大企業のように経営の柱
が何本もあれば別ですが、そうでない中小企業にとって、ひとつでもその柱が
なくなることがあれば、それは会社の存亡にかかわってしまいます。
多くの経営者はリターンを先に考える、そのあまり、無謀な経営計画をつく
りがちです。大きな儲けを目指すあまり、無謀な借金をして会社を潰してしまう。
経営はハイリスク・ハイリターンであってはならないのです。
「絵に描いた餅」とは、このようなことを言うのではないでしょうか。
大きな儲けを期待していても、実際は怖くて保守的な行動しか取れない。
それなので、「絵に描いた餅」は決して現実の「餅」にはならない。
経営計画を成功させるポイントは、リターンを獲得するための方法を考える
より、先にリスクを取り除いてやることです。
成功の確率が低いのは、計画を邪魔する原因がたくさんあるからです。これを
一つ一つ取り除いてやれば、自然と道は開けてきます。
障害の原因を、「心をひとつにして頑張れば」とか「根性でやりぬけば」
といった力ずくの言葉で、押しのけようとしてはいけません。
そのようなことだけで、うまくいかないのは、みんな何度も経験しているの
ですから。
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−経営計画のツボ あなた会社のゴールは何?−
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あなたや、あなたの会社は何の目的で経営計画を立てるのでしょうか。
「あなたや社員の安定した生活」「安定した経営」「世の中にあなたの商品
(サービス)を広げるため」など、いろいろなことが考えられます。
そして、オーナー会社であれば経営者の人生観が色濃く経営に現れてきます。
社長の生き方=会社の経営方針といっても、大袈裟ではないでしょう。
ウヤムヤではいけないし、また本音と建前が違っていてもいけません。計画
は決して一人では成し遂げることができないのです。嘘があったり、曖昧な形
では、互いの協力は得られないでしょう。
みんなに理解してもらえるような言葉で、自信を持っていえるようにしておき
ましょう。
◆ゴール設定のステップ◆
1.経営計画の目的
まずはゴールに到達するための第一歩です。ただ短に、計画という規則にみ
んなを縛り付けるものではないことを明言します。
それは仕事のムダを無くしたり、互いの行動のベクトルが違った方向に向かな
いようにするためであったり、会社によってその内容は様々ですが、決して借
り物ではない、会社の実情にあった目的を言葉にしておきましょう。
2.大きなゴールをはっきりさせる
これは、子供のときに思い描いたような、夢と希望に満ちたものです。
できるだけ具体的な内容で、みんなの頭にイメージできることが大切です。大
げさすぎてもいっこうに構いません、夢は壮大なほうが希望がわいてくるもの
です。
子供の頃、将来何になりたいか、聞かれたときの答えのように、誰にでもわか
りやすいものにしましょう。
例えば、有名企業を参考にしてかまいません。ただし、漠然と「○○のよう
な企業になりたい」というのでなく、その企業のどういった部分、製品開発能
力、市場開拓能力、営業能力などの具体的な部分をゴールとするのか、理解し
やすい言葉で説明できるようにします。
3.10年後をイメージする
長い階段も最初の一歩から始まります。経営計画はいわばエベレストへの登
山や南極への冒険の計画と同じです。壮大な夢であればあるほど、一つ一つの
ステップをきっちり踏みしめて上っていくのです。
何十年も先のことを正確に予測することは、誰にもできません。しかし、我
々の見通せる視界の範囲でしっかりと目標をもつことは大切です。
現在の世の中の情勢や経済の状態の延長で、予測可能なのはせいぜい10年だと、私は思っています。その範囲で、できるだけ具体的に会社や事業をイメージし
ていくことは、経営計画を進めていくときの原動力になります。
4.目標を書き出す
あなたが描いた大きなゴールは、自分だけのものではありません。みんなが
協力して、達成していくものです。
それは、何代にもわたり受け継がれていくものかもしれません。
うまくいかないからといって、取りやめにしたり、まったく違ったものに描き
かえることはできないのです。しかし、その目標は意識していないと、ついつ
い日常の事に追われてしまい忘れがちになってしまいます。
そのためにも、みんなで共有できるように、言葉にして毎日読み返すように
します。中堅企業以上では、社是、社訓として会社受付に掲げたり、手帳に掲
載している会社もたくさんありますし。最近では、ISOなどの経営品質向上
の高まりから、顧客満足を目標として、経営目標を定めている企業も多くなっ
ています。
5.ゴールまでの行動を決める
大きなゴールや、10年後のイメージが定まると、その目標に向かって何を
しなければいけないのか決める必要があります。
目標への到達は、一挙にできるものではなく、一つ一つのステップの小さな
積み重ねです。最初の3ヶ月、そして1年後…、いつまでに何をしていくのか
決定します。ひとつのステップの達成が遅れてしまうと、次のステップに移れ
なくなることを意識して行動を決めます。
10年後のイメージを基にして、具体的な行動をあげていきます。次にメー
ジのもととなるテーマをあげておきます。これを参考にして、そのテーマごと
の行動を書き上げましょう。
●営業・事業展開 ●技術・製品開発 ●仕入ルート
●社員・人事 ●顧客関係 ●資金・財務
●社会貢献 ●環境対応 ●法令遵守
■様々な経営課題に対するQ&A
経営課題即解決
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