様々な資金調達法を活用しよう! 対銀行対策?
ファイナンシャルプランナー 千葉 博道
Partner of SASWeb

銀行が融資取引をする上でもっとも大切なのが決算書です。もちろん経営者の能力・経営者の資産・信頼度・事業の特色を見るのはもちろんなのですが、今ではそれがだいぶ薄れてきているのが現状です。
決算書を基準に融資をするといっても銀行によっても様々ですし、時期によっても違います。「A銀行では駄目だったのにB銀行では融資が決まった」・「夏は断られたのに冬には大丈夫だった」など良く聞かれることです。
前者は銀行の融資に対する基準や融資をしたい時期のずれから生じるものだったり、後者は銀行の決算の関係でOKになったものだったり理由はいくつもあります。ただしそれは企業に対し銀行からの見方が融資の可否のボーダー線上だったと考えられます。
ですから多少時間はかかりますがそうならないための決算内容を残すことも今後重要になってきます。
もちろん粉飾することではありませんし、銀行に良く見られるために本来の経営姿勢が悪くなっても意味がありません。ただどんな所に注意するかを知っておくだけでも違うかと思います。
銀行が融資をするのに格付があります。決算書を基に格付を決めていきます。
決めるための指標はかなりの数の項目があります。経常収支比率・総資本回転率・・・・・ 今回は大きな3つのポイントをお伝えいたします。
| @売上高営業利益率: |
売り上げに対し本業でどのくらい利益が出ているのか?
営業利益÷売上高×100
10%以上確保が望ましいです。 |
| A売上高金利比率: |
売り上げに対しどれだけの金利を支払っているのか?
支払利息÷売上高×100
1%以下が望ましいです。 |
| B自己資本比率: |
文字通り自己の資本の割合
自己資本額÷総資本×100
30%以上が望ましいです。
銀行によっては自己資本に代表者・役員からの借入金を加味することもありますの。 |
@は法人税の関係から節税しなかなか難しいケースもありますが、かなり重要なポイントです。
A借り換え制度や区の資金銀行交渉でい可能な限り下げたほうがベターです。(もちろん難しいですが)
B代表者・役員からの借入金が多額の会社は資本に切り替え(増資)も作戦の一つです。逆に代表者への貸付金があるケースは最も銀行が嫌いますので早期に決算項目から外すことが懸命です。
方策については個別にご相談ください。
harutan@mx1.ttcn.ne.jp
上記3つの数値がよければ格付が低くなる可能性は少ないです。もちろんこれだけではありません。今後はもう少し違う観点から考えていきます。
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