様々な資金調達法を活用しよう! 「保証協会利用と今後の借入」
ファイナンシャルプランナー 千葉 博道
Partner of SASWeb

前回のコラムにて保証協会の有効な追加利用についてコメントさせて頂きました。 様々な資金が保証協会にはあることがお分かり頂けたかと思います。
またその他にも売掛金を担保にする資金や、現在の情勢を勘案し迅速な融資に対応するクイック融資「つなぎ」等いくつもあります。前回も書きましたが
実際には銀行担当者の勧めで商品種類がわからず借入しているケースがほとんどですので「何故その資金を勧めたのか?」「他に勧めるものはないのか?」
「もっと金利の良い商品はないのか?」等の質問を是非してみて下さい。
また申込をするも銀行から、ご期待に添えなかった旨の返事があった際は何故無理であったかを必ず伺うようにしてください。といっても保証協会の担当者からもその旨の連絡はいきます。
ただ稀に銀行の判断で保証協会に申込をせず断るケースもあります。もちろん企業の業績や取引振り等加味した上での結論ですが、経営者の考えまた企業の将来性はなかなか銀行にはわからないですし「この融資さえ受けられればいい資金繰りが保てる」というケースもあるかもしれません。
このような時は近隣の別の金融機関に相談してみてください。従前はたとえ保証協会付きの資金といえども取引実績や決算内容重視の姿勢が顕著でしたが、現在は新規取引先に対して積極的ですし逆にこれまでのメインバンク以上に親身な対応してくれることも往々にしてあります。
資金調達についてをテーマにコラムを掲載させていただいておりますが、新しい資金を調達することだけが資金調達ではなく毎月支払う返済金を減らせることも逆の意味での資金調達です。前回も書きましたが借換による借入資金の一本化による返済負担の軽減、条件変更による元金の一時減額等もし月に50万の返済負担が軽減されれば年間600万の新規融資を受けたものと同じとは言えないものの似たような効果がありますよね。
個人のお客様から住宅ローンの相談を受ける機会がありますが、とにかくできるだけ多く貸してくれる銀行を探すケースが多いです。銀行によって違いますが
年収の25%から30%が年間に返済できる金額として融資金を決めることがあります。(担保物件は考慮しないと仮定して) たとえば年収600万とすると600万
×30%×20年(返済期間)=3600万となります。これが本当に良いのかは非常に疑問です。何故30%なのか。個人個人で生活スタイルや家族構成も違いますし今後かかるお金も違います。個人個人でライフプランを立てないと本当に借りても大丈夫なお金は違うのです。たとえ借入が出来て自分の満足できるものを購入しても返すのに四苦八苦で結局ゆとりある生活が出来なかった例はたくさんあります。目的をしっかりさせれば自ずと一番いい手段が選択出来るかとおもいます。
企業における借入も似ている所が多いのかなと思います。何の為に今回資金を調達するのか。通常の資金繰り・設備投資・売上増加策・季節的な仕入れ資金・
賞与支払い資金・税金支払い等様々かと思います。資金を調達する目的によって資金調達の方法が変わってきます。融資というのは諸刃の剣のような性格があり
ますから。
今後はもう一つの資金調達の国民生活金融公庫と、上記の点を踏まえた上でどのような資金が合っているかを考え銀行に対し資金調達を依頼する際に、より良く
自社を見せる為の工夫等をコメントしていきます。
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