様々な資金調達法を活用しよう! 「経営者との話の中から」ファイナンシャルプランナー 千葉 博道
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仕事柄、様々な業種の社長さんとお話しする機会があります。この仕事をしていて一番良かったなと思える瞬間です。以前は信用金庫の融資営業でしたから融資のために対応の良い方・あからさまに文句を言われる方・同情してくれた方等いろいろでしたがい今は対等に接してくれます。私の方が年が下のケースが多いですからもちろん敬意は称しますがいい関係になってくれます。
その中でも様々なタイプの社長さんがいます。ただこの不安定な経済環境の中でいい経営をされている方には共通点が多いようです。一番は5年後・10年後のビジョンをもたれている方です。「そうは言っても毎日毎日が勝負で・・・」という方も多いのも事実です。私もそうですから。ただその中でもどこかで5年先等の考えを持っていることは非常に大切じゃないかと思います。
最近お会いしていろいろとお手伝いさせていただいた社長さんは、61歳の方でしたがとにかく勇退後のプランが完璧でした。跡取り息子はいないのですが社内で育った従業員の方(現在役員)を65歳の勇退時までに完璧に育て上げ、会社の方向性を維持する。そして本人はというと奥様との全国温泉めぐり(既に30箇所ピックアップしているようです)・趣味の庭弄りを本格化させ自宅に手作りの日本庭園(庭のスペース上かなり小さいらしいですが)を作る・年に一回ファーストクラスで海外に静養に行くことだそうです。
最低でも10年はこんな暮らしをするとの事で予算は、年間生活費(300万)+年間温泉旅行費(120万)+年間庭改造費(30万)+海外旅行費(300万)で年間750万。10年間で7500万。その後は主に奥様の年間生活費(250万)その他費用(80万)で年間330万×15年で4950万 トータルの老後費用1億2450万です。年金と預貯金で6000万ぐらい賄えることから退職金を7000万に設定したそうです。
すごいと思いました。優雅な老後ではなくしっかり老後のプランを考えながら退職金を割り出しその退職金を生み出す自社の経営も考えて毎日仕事に励んでいる姿勢です。
念の為と言われ私の方でもリタイヤメントプランをおつくり致しました。若干の修正案をご提案し採用頂きました。今後何かとお孫さん等にかかることも想定されたり不足の資金も用意することから退職金を8000万に致しました。退職前に役員報酬の引き上げも検討されていたようですが個人所得税の増加が高額になる為そのまま据え置くことにしました。ネックは退職金支払い時に会社の経費が増加しその単年度は赤字が懸念される為銀行取引等も勘案、損金計上できる生命保険にご加入頂き4年後に解約し退職金として受け取ることとしました。
(解約の払戻金が益金となる為、利益の増加に対し費用の増加となり決算に全く影響を及ぼさない対策)
その際何人かの社長さんをご紹介いただきました。この一つの考えも広めていきたいです。(今回の会社も決して規模の大きなものではなかったですから)
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