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眞柄高田社長の経営は、自前主義体制が1つの特徴になっていますね。このスタジオも自前ですし、スタジオ内の番組制作スタッフもすべて社員さんだというのには驚かされました。商品の仕入れ、媒体制作、注文受け付け、発送、アフターサービスも社員さんたちが運営しているそうですね。
高田はい、ほとんど自前です。ただ最近は少し変わってきて、福岡のコールセンターには派遣社員さんがいますし、中京の物流センターは物流会社さんと共同で行っています。 ただ自前主義は当社のベースですから、コアの部分はすべて社員で固めています。派遣さんなどにお願いしている部分も丸投げはしませんから、社員とほぼ同じように教育や改善活動に参加してもらっています。 スタジオ内はカメラ、照明、音声などスタッフ全員が社員です。スタジオ開設当時は、専門講師を呼んで勉強したり、外部で研修を受けたりして技術を習得しています。 眞柄私の家族は「ジャパネットたかたのコールセンターは親切で丁寧だ」といつも感心しています。コミュニケーションを重視される高田社長は、お客さまとの接点であるコンタクトセンターには相当に気をつかわれていることでしょう。 顧客満足を高めるためには、まず従業員の満足度を高めなければいけないと私などは思うのですが、高田社長はどのようにお考えでしょうか。 高田同感ですね。やはり、顧客満足と従業員満足は相通じるものだと考えています。社員の満足度が低ければ、サービスもお客さまに満足していただけるレベルに達しませんから。 それでは、従業員が満足できる会社とはどういうものでしょうか。高い給料なのか、楽な仕事なのか、いい職場環境なのか。僕はやはり感動だと思っています。感じて動くことが、働くことになる会社は従業員満足が高いはずです。 何にでも感動できる人生を送れるほど幸せなことはないと思います。プライベートでいえば、よきパートナーがいて、仲のいい家庭で子どもが幸せに育つということはかけがえのないことです。子どもの幸せを願わない親はいませんよね。 眞柄そうですね。 高田親は、子どもが精神的にも物質的にも豊かに育ってほしいと願っているはずです。 当社には、結婚して子どものいる社員、これから家庭を築こうとしている社員がたくさんがいます。まずはその人たちが精神的に豊かでないと、子どもたちを豊かに育てることは無理です。 これから社員たちは僕より長い時間を生きるわけですから、多くの感動を味わって、1回きりの人生を豊かにしてもらいたい。本当に、感動人生を送ってほしいと思いますね。仕事でもプライベートでもたくさん感動してもらいたい。
僕は50代になって感動人生を送りたいという気持ちがだんだん強くなってきました。30代では考えなかったことです。もし社員たちが30代で気づいてくれたら、僕よりもっといい人生を送ってくれるだろうと思います。 そのためには社員に対して「おまえ頑張っているな」と誉めるだけでなく、さらに成長していけるように課題を与えることも大切です。僕は心からそう思うので、社員にやかましくいうこともありますけどね。 眞柄素晴らしいお考えだと思います。感動が人生を豊かにし、自らの成長がまた感動を生むと。お客様と感動を共有するためには、まずは社員自ら感動しなくてはいけないということですね。 高田だから、従業員満足がなければ、顧客満足もないと思います。 眞柄感動とコミュニケーション。高田社長のお考えは、顧客に対しても社員に対しても一貫していますね。 高田あと1つは、若い社員たちも含めて、いつもみんなに「自信を持て」といっています。実績がなければ自信が持てないという人もいますが、人間に能力の差はほとんどありませんよ。天才と呼ばれるような特別な頭脳を持つ人は別ですけど、われわれのレベルなら、同じようにやればみんな同じようにできるはずですよ。結局、できない自分をつくっているのは誰かといえば、それは自分です。 眞柄なるほど。 高田「自分は出来ない出来ない」と思っているから、ますます出来なくなる。「自分は出来る」と思えばいいはずです。ただ思うだけでは意味がないから、出来ると思って努力すること。本当はそれだけですよね。まずは自分を信じることですよ。 |
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