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エグゼクティブ対談 【第20回】古川一夫氏 (株式会社日立製作所 代表執行役 執行役社長)

グローバル時代のエクセレント・カンパニーをめざして(3/3)

グローバルにも認められるエクセレント・カンパニーへ

眞柄最後に、古川社長の夢をお聞かせいただけませんか?

古川やはり日立製作所が次の100年で、グローバルな意味でもエクセレント・カンパニーになることです。そのためには、いまから私たちが考えて行動しなければいけません。先ほどイノベーション、グローバル、シナジーについて話しましたが、その3つで日立グループが、グローバルに見てエクセレント・カンパニーだと認められるようになりたい。

 組織としては、社員1人ひとりの夢が実現できる企業、やりがいと生きがいを感じて働ける企業になることです。個人の満足感の集積が、企業の業績であり、パフォーマンスです。

 最終的には、それがお客様へのパフォーマンスにつながります。お客様によろこばれる製品、システム、ソリューションを提供していくためにも、社員1人ひとりがやりがいと生きがいをもって働ける企業にしていかなくてはいけません。そのうえで世界的なエクセレント・カンパニーと認められるのが私の夢ですね。

眞柄プライベート面の夢は何かお持ちですか?

古川実は、アメリカでやり残してきたことがあるんです。

眞柄やり残してきたこと?

古川飛行機のライセンスを取得することです。だから、早くアメリカに戻って、もう一度ライセンスに挑戦したいというのが私の個人的な夢です。

眞柄飛行機の操縦は小さなときからの夢ですか?

古川そうでもなかったのですが、赴任したとき、「アメリカでしかできないことは何だろう?」と考えました。乗馬なども少しやりましたが、究極はフライトライセンスだと。

 ところが、それに気がつくのが少し遅かった。日本だと視力が裸眼で1.5ほどないとライセンスは取れないと聞いていて、アメリカも同じだと思いこんでいたんですね。実際は違って、さすがアメリカだと思うのですが、眼鏡をかけて視力が1以下でもいいんです。見えればいいという感じですね。そうとわかってチャレンジしました。1年ちょっとでいいところまでいったのに、日本へ戻ることになりました。

眞柄それは惜しかったですね。アメリカの地方へ行くと、家の横に車庫ではなくて、軽飛行機の格納庫があったりしますよね。家の前に滑走路がある。まるで自家用車並みの感覚ですから。

古川そうですね。むこうはプライベートジェットも珍しくありません。

眞柄その夢が達成した暁には、ぜひ社長の操縦でアメリカの空を飛んでみたいですね。本日はありがとうございました。

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対談目次

1)創業100年を迎えて見つめ直す企業にとって“変化”とは何か

2)企業の年齢に関わらずイノベーションに取り組む

3)アメリカ赴任で学んだ多様化とグローバリズムの関係

4)いまの学生たちが社会人になればIT利活用も一気に進展する

5)グローバルにも認められるエクセレント・カンパニーへ

ゲスト:古川一夫氏
株式会社日立製作所
代表執行役 執行役社長

プロフィール

聞き手:眞柄泰利
マイクロソフト株式会社

プロフィール

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