 |
土井クリニックでは開院に合わせて電子カルテを導入。電子カルテをネットワークにつなぐと会計システムと連動させることができ、事務作業が簡略化できます。
「電子カルテを使わない場合は、会計をする時に医者がその都度カルテに“この処置をしました”と書いたわけです。それを事務の人が読んで点数をあてて計算。電子カルテでは診察室で直接処置、処方を入力、事務では初診料、あるいは再診料を自動入力、自動計算するだけです。だから二度手間にならないし、正確。事務のプロを雇わなくてもいい。また、月に一度、一カ月に来た患者さんの医療費の請求を中央に出します。その明細をレセプトと言いますが、レセプトを作るのが非常に楽になりましたね」
当初はサーバを使わず、クライアントマシン同士をイーサネットケーブルでつなぐピアトゥーピアでシステムを構築。設定も簡単なため、数台規模のネットワークに向いていますが、問題もありました。
「クライアントマシンでのデータの保存が今ひとつ信用できず、カルテをその都度プリントしていました。しかしプリントアウトしたカルテは溜まり、倉庫が一杯になってしまう。プリント代も結構かかってしまいます」 |
ある日、『PowerEdge』の案内が届きました。以前からデルのノートパソコンやモニタを購入していたので製品は信用できます。リースが利用できることもあって即決。OSについては以前WindowsNTでした。Windows2000も考えましたが、最終的には設定や他の作業などを考え、SBSがプレインストールされている『PowerEdge』に決めました。
「設定は楽だったんですが、なぜか最初2カ月がすごく遅かった。ついには業者の人を呼んで調べてもらったら以前から使っていた100BASE-Tのハブが悪かったんですよ。ギガビットネットワーク対応のネットワーク機器に替えたらすごく快適になりました」
データの保存も信頼できるようになり、サーバに保存した後、CD-Rでバックアップしているとのことです。 |
現在、土井クリニックのネットワークはインターネットにはつながっていません。
「岐阜の医師会のイントラネットとつなぎたいんですが、医師会のシステムは党員が使っているCATVには対応していない。光ファイバを入れたいけれど、この辺りにはまだ引かれてない。光ファイバが来たらインターネットにつなごうと思ってます」
岐阜大学病院はインテリジェンスホスピタルと名を打ち、すべてを電子カルテ化。手術内容なども動画で記録、カルテ上で再生できるなど最先端の医療システムを運用しています。土井院長は岐阜大学病院ともデータのやり取りをしたいと思っていますが、患者さんの個人情報を扱うため、セキュリティが重要です。
「セキュリティを強化するということは、この事項はこの人しか見れないなどの制限をかけること。小さな病院だとみんながすべてやらなければならないので、セキュリティが邪魔になることはあります。しかし今後は外との交流が不可欠。自分の環境に合ったセキュリティが必要だと思いますね」
SBSを使う意味が出てくるのはこれからですね、と土井院長。医療の現場でも『PowerEdge』は活躍しています。 |
|
 |
| ■ |
土井クリニック
ネットワーク構成 |
 |
 |
| ■ |
外観と院内風景 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
土井クリニック
院長 |
| 土井 達朗 氏 |
| www.doi-clinic.jp |
 |
【診療科目】
泌尿器科、皮膚科、内科 |
 |
【設立】
平成11年5月 |
 |
【代表者】
院長 土井 達朗 |
 |
【所在地】
岐阜県本巣郡 |
|
 |
 |
 |
 |
|