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経革広場トップページ > 経営を知る > 須貝昇の「スーさんの? 上げて、おろして、こんにちは!?」第6回

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須貝昇の「スーさんの? 上げて、おろして、こんにちは!?」

この夏、生まれて初めて阿波踊りを見る機会に恵まれました。その熱気あふれる会場に入った瞬間、一気に身体の中の血が騒いだ…、本当にそう感じました。
小さな子供から高齢者の方まで一緒に踊る姿、それが素晴らしく良かったんですよね。
それにしても、高齢者の方たちが踊っているときに見せるあの誇らしげな顔は、いったいどこから来るのでしょうか?
彼らの表情に惹きつけられながら、もし自分が優勝を決める18番グリーンに上がっていったとき、果たしてあの様な誇らしげな顔をする事が出来るだろうか?そう真剣に考えてしまいました。
目の前で展開される圧倒的な阿波踊りのパワーの真只中で、年齢や性別といったものを一切問わず、一生懸命の一体感を味わう事が出来るのは、今の時代、もう阿波踊りしか残っていないのではないだろうかとまで思ってしまったものです。
そう思わせるほど、踊っている人たちは皆、「グッドプレーヤー」でしたね。

ところで、スポーツの世界に限らず、いろいろなジャンルで、もちろんビジネスの世界にもあてはまるのですが、スーパースターあるいはスターと呼ばれる人がいます。
では、スーパースターとスターとの違いは何なのでしょうか?
スーパースターは、生まれた時からすでにスーパースター街道を歩いている。スターは、一時的な輝きを放つオーラを持っている。僕の中では、こんなふうに分類しています。

では、真のスーパースターはどの位のサイクルで誕生して来るのでしょうか?
ゴルフで言えば、ジャック・二クラスからタイガー・ウッズまで30年以上があり、野球で言えばON砲と呼ばれた王さん長嶋さんから、イチローさんまでやはりおよそ30年位あるのではないでしょうか。

新たなスーパースターの誕生までの30年の間、ゴルフも野球も数々のスタープレーヤー、そして数々の「グッドプレーヤー」の活躍で人気を保って来たのだと思います。

はっきり言って僕は、スーパースターでは無いしスターでもありません。でも、常に「グッドプレーヤー」でありたいと思っています。

僕がシニア入りした時は、シニアトーナメントはたった4試合しかありませんでした。
それでも、先輩達が残していってくれたステージがあったからこそ、今日のシニア界があると感謝しています。青木(功)さんの後、トミー(中嶋常幸)、マッシー(倉本昌弘)たちがシニア入りする迄の間に僕がいるわけです。
グッドプレーヤーでありたいと願い続けてプレーしている僕は、世代の継続に少しは貢献出来ていると自負しております。またその反面、まだまだ若いシニアには負けられないという励みにもしております。

プロゴルフという世界で自分の置かれた状況がどういうものかを理解し、僕にしか出来ない自分の経験を活かし、後輩のプレイヤーに”試合”という環境を残してやりたいと思っています。

このコラムもどうやらハーフといいますか、中盤に差しかかるところまで来ました。なぁーんか偉そうにこんな事言って良いのかなと思ってしまうときもあるのですが、ゴルフしか知らない男の本音だと思って、ご理解いただければ幸せです。

日本におけるゴルフは、剣道、柔道などのように、道の字がつくほどの歴史はまだないけれど、「一本道に迷いなし」そう言い聞かせて頑張っています。

今月のマナー

“どのタイプ?”

イメージして下さい。あなたはゴルフをしています。楽しみにしていたゴルフ。でもあなたの思ったようなプレーが全くできずに、スコアは散々。
こんなときあなたは・・・・?

・怒る
・ふくれる
・苛立つ
・笑ってごまかす
・黙る
・あたり散らす
・人や天気のせいにする

ゴルフは何人かのパートナーと1日数時間一緒に過ごすスポーツです。別の言葉で言えば時間を共有している訳ですから、相手の不愉快になる態度は慎みましょう。
ましてやミスショットをしたからといって、クラブを叩き付けるなんて行為はもってのほかです。

ゴルフは自分で打ったボールを自分で処理するゲームです。決して他の誰も悪くないのです。怒ってみても自分が損をするだけなのだということを肝に銘じてください。

苦笑いしているあなた。思い当たることがありますか?次のラウンドからは心を改めて、みんなで楽しくゴルフをしましょう。

きっと、もっともっとゴルフが楽しくなるはずです。

読者からの質問

【業種】医療業 【都道府県】大阪府
全英オープンご苦労様でした。予選落ちは本当に残念でしたね。
でも、まだまだ挑戦していってください。人生いつまでも挑戦ですよね。

さて、質問ですが、この10月で56歳になりますが、ヘッドスピードを上げるにはどうしたらよいでしょうか。また、小生のスウィングの軌道は昔からですが、アウトサイドインです。これを修正したのですがーー。右の脇が甘いのでしょうか。ご指導ください。 

 
須貝プロの回答

10月が誕生日ですか。僕も10月ですよ 。さて質問の件で、まずヘッドスピードを上げたいとのことですが、単純にヘッドスピードを上げたいのであれば、野球のバットを振るのが筋力もつくし良いと思います。
ただし、あまり急に振ると腰や腕を痛める恐れがあるので、少しずつ試してみてくださいね。

それとアウトサイドインの件ですが、ボールの軌道はどのようになっているのでしょうか?
一般的にはアウトサイドインのスイングですと、インパクトでボールを右から左にこすり気味に当たるため、スライス系の球が出やすいのですが、無理にインサイドからダウンスイングするように振るよりは、体の回転が優先することで腕が引っ張られるイメージでダウンスイングしてみてください。 イメージをつかむには、イスに座ってボールを打ってみるのも良いかと思います。
腰の回転がリードしないと、なかなかボールをうまく打てないですよ。

またスライスしてボールが右に出ることを修正したいなら、練習場の一番右端でネットにぶつからないように球打ちをなさっては如何でしょうか。
アマチュアの方全般に言えることですが、トップからダウンスイングに入る際に、遠くに飛ばしたいと力むことで、軌道がずれる人が多く見受けられます。
トップでは迷わず力まず、同じ軌道で下ろせばいいんです。 たとえボールが曲がっても結果フェアウェイに球があれば次が狙えますし、 スイングは個性ですから、あまり気にしなくても良いと思いますよ。
ゴルフは「上げて下ろしてこんにちは!」とシンプルに打ってみてください。

フレンドリー須貝でした。


須貝昇

コラム概要

プロゴルファー須貝昇が語るゴルフコラム。
プロ生活30余年のベテランプロがゴルフの醍醐味を熱く語ります。
一つのことに熱中して継続する姿勢は会社経営のヒントになるかも?

筆者プロフィール

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