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経革広場トップページ > 経営を知る > 須貝昇の「スーさんの? 上げて、おろして、こんにちは!?」第3回

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須貝昇の「スーさんの? 上げて、おろして、こんにちは!?」

どうしたらゴルフが上手くなりますか?
多くのファンの方から、よくこんな質問をされます。
そんなとき、僕はいつも、笑顔とともにこう答えています。
そんなものがあったら、僕が一番にやっていますよーってね。
でも、それじゃあ皆さん、ちょっと不満でしょう。
そこで、ひょっとしたら何かの参考になるかもしれないなあとの期待もこめて、プロゴルファーとしての僕の、ライフスタイルについてお話してみようと思います。

【オフシーズンの過ごし方】
僕たちプロは、戦いの武器である道具(主にクラブやボール)を、ほとんど毎年取り替えます。シーズンオフとなる冬の間は、気候的に温暖な土地に滞在して、身体作りのトレーニングをします。
その時期に、同時に、気に入った新しい道具を持って行ってフィーリングを確認し、その調整をしつつフィット感覚をあわせ、開幕戦に使用するものを決定するのです。
さらにその後、寒いところへ移動して練習。選択した道具がどう変化するかをじっくり見るようにします。
時間をかけて準備をして、練習をして道具に対する"信頼と自信"をゆるぎないものにするんですね。練習ではあっても、気持ちは試合の時と同じで、プロとしてこれで本当に通用するのか?って自分を追い込みながら練習したりもします。
仮想のライバルを想定してのボール打ち、ラウンドと、日没まで練習するわけです。そしてその後にやってくる、疲労感とともに味わえる"感じること"、これを大切にするんですよ。

【スタート前の過ごし方】
通常は、スタートの3時間前に起床し、ノニジュースを1杯。これがまたとんでもない味なんですが、この「まずい!」ですっきり目覚めて、ストレッチ。朝食はコースへ到着してからとり、その後30分ほどのボール打ちと同じく30分ほどのパター練習。毎年、飽きもせず、この繰り返しですね。

【気持ちの持ち方】
それともうひとつ、技術を磨く以上に大切なことは、"郷に入っては郷に従う"、これです。
いろいろな国のゴルフ場へ行くのですから、まずはその地域(郷)の人と仲良くなることが重要なんです。そうすると、プレーに大切な情報収集(風とか天気の読み方とか)が、とてもスムーズにいくんです。
このコラムの読者の皆さんにとっても、情報収集はきっととても大切なことですよね。
郷に従ってみるとその土地の小さな文化まで理解できるんです。言葉は違っても気持ちは通じるものですよ。ゴルフもまったく同じなんです。その国その土地のゴルフコース(郷)には、独特の歴史、特徴などがあるわけで、それを無視して自分の力とか、これ見よがしな技術を押しつけるようなプレーをすると、そのコースに惨めに跳ね返されちゃうんですね。

全英シニア優勝時(2002年)にインタビューを受ける筆者僕の大好きなリンクスは、とてもプライドの高い風が吹くんですよ。
何もないのに"凛"としているんですね。だからごまかしなんてまるで利きません。
自分が選んだ信頼できる武器を使い、郷に従いながらコースと折り合いを付けて、一生懸命プレーするだけです。もちろん、1打たりとも気は抜けません。

それでもひどい目にあい打ちのめされます。でも、コースにただ跳ね返されたわけじゃないとは感じます。そんなラウンドをした後は、心地良い疲れに出会えるんですよね。

7月の全英シニアはミヤフィールド。どんな自分のゴルフと出会うことができるのか、とても楽しみです。

今月のマナー

今月のマナー 洗面所の使い方

スタート前とかハーフを上がってとか、クラブハウス内の洗面所は1日に何回かお世話になる場所です。せめて、自分が手を洗ったときの水跳ねくらいは、備え付けのペーパーなどでさっと拭きましょうよ。
次の人が気持ちよく使えるように! そんな小さな事が出来るようになると、不思議と気持ちも豊かになって、ゴルフが上手くなるんです。そう、こういうことが、上達のコツかもしれません。
そして目の前の鏡を見て、"良い顔"チェックですね。
今日も1日頑張るぞーーー!っと。

読者からの質問

初めまして、こんにちは。私はゴルフ歴15年(途中4年ほどブランクあり)悩み盛りの38歳です。最近ようやく安定して80台中盤から後半で回れるようになったのですが、目標はシングルプレーヤなので、もうひといきなのですが、なかなか近づきません。いろいろ悩みはあるのですが、今一番聞きたいことを一つだけ質問させて頂きます。
それは、バンカーショットです。コースや天気によっても砂の堅さが違うので多少打ち方が違うのでしょうが、基本の部分ができていないのか、出すだけでピンに近づきません。クラブの使い方、スイングで気をつけることがありましたら教えてください。
(東京都 小売業 男性 ペンネーム:ジェームス)

 
須貝プロの回答

ジェームス君 こんにちは。
質問はバンカーですね。バンカーから出ることは出ているのですね。細かな状況は分かりませんが、少し砂を深く取りすぎているのではないでしょうか?
ボールの近くにヘッドを入れ、アウトサイドインのイメージで振りぬきましょう。距離感は、クラブフェイスを思いっきり開き、砂を爆発させるように、初めはフルショットしてみてください。あとはフルショットからの引き算です。
フレンドリー須貝より


読者からの質問

単身赴任で東北の地に来ています。休みの日にゴルフをするのが唯一の楽しみです・・・
しかし、最近悩みが・・・アプローチが上手く行きません、トップして刃の部分でボールを打ってしまいます。ダフってしまう事も有り、色々と本を読み理屈は分かっていますが、どうもコースで上手く行きません。何かアドバイスをして下さい!!!
コラム楽しく読ませていただいております。
(製造業 岩手県 男性)

 
須貝プロの回答

東北に単身赴任ですか、寂しいですね。一般的に雪の降る東北地区の芝は、関東と比べてちょっと粘り強いのではないでしょうか。
質問はアプローチですが、ダフったりトップしたりということは、手首を使いすぎているのではないでしょうか?ダフる時はルックアップ。トップの時は手首の使いすぎが考えられます。それを無くするには、アドレスした時の構えのまま、腕の三角形をそのままアプローチの練習をしてみてください。アプローチが安定してくれば、スコアが一気に縮まりますよ。
フレンドリー須貝より


須貝昇

コラム概要

プロゴルファー須貝昇が語るゴルフコラム。
プロ生活30余年のベテランプロがゴルフの醍醐味を熱く語ります。
一つのことに熱中して継続する姿勢は会社経営のヒントになるかも?

筆者プロフィール

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